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■シミュレーションゲーム専門誌■【Command Magazine(コマンドマガジン) 】「コマンドマガジン第57号」コマンドマガジン第57号

 

発売日:2004年6月20日

価 格:3,780円

 

■コマンドマガジンWEBサイト─在庫なし

【付録ゲーム】
独ソ電撃戦 (黒田幸弘)
1942 (マーク・ミラー)

付録ゲーム『独ソ電撃戦』(A1フルマップ)

■シミュレーションゲーム専門誌■【Command Magazine(コマンドマガジン) 】「付録ゲーム『独ソ電撃戦』(A1フルマップ)」

 

■シミュレーションゲーム専門誌■【Command Magazine(コマンドマガジン) 】「ユニット」

 

●ゲーム概要

 

ドイツ軍による対ソ侵攻「バルバロッサ」作戦。ドイツ中央軍集団の最初の戦略目標であるミンスク攻略をテーマとしています。1ターン1日、ユニットは師団規模。ソ連軍については、一度戦闘をするまでユニットの戦力が分からないアントライドシステムが採用されていて、毎回、細かいところでは違った展開が楽しめる、作戦級のエッセンスが詰まった好ゲームです。

 

 

付録ゲーム『1942』(A2ハーフマップ)

■シミュレーションゲーム専門誌■【Command Magazine(コマンドマガジン) 】「付録ゲーム『1942』(A2ハーフマップ)」

 

■シミュレーションゲーム専門誌■【Command Magazine(コマンドマガジン) 】「ユニット」

 

●ゲーム概要

 

『1942』は、大東亜戦争緒戦、西太平洋・東南アジア域での日本軍破竹の進撃を再現したゲームです。〈ユニット数120個、プレイ時間120分〉をコンセプトにした120シリーズ」の一作ですので、複雑になりがちな海戦・空戦の要素をシンプルに処理して、シンガポールとフィリピン・コレヒドール要塞の攻略を巡る駆け引きに、両プレイヤーが集中できる作りとなっています。

 

流通数が少なく入手できなかった読者も多いことでしょう。コンポーネントも一新された本作、ぜひお楽しみ下さい。

■掲載記事

 

●電撃戦のやり方教えます(『独ソ電撃戦』イントロダクション)

●知恵をめぐらせ頭を使え(『1942』作戦研究)」

●ゲーム紹介(読者投稿)タイ・ボンバ電撃戦3部作「電撃戦1941」「スターリングラード攻略戦」「ウクライナ大機動戦」

●ヒストリカルノート「無敵皇軍、亜細亜を征す(堀場亙)」

●「バリ島沖夜戦(デストロイヤーキャプテン・シナリオ)」

●「スパルティベント岬沖海戦(ロイヤルネイビー・シナリオ)」

●『装甲擲弾兵』シナリオ4解説

●『Advanced Tobruk』基本ゲームルール訳

●大和型戦艦再検証

など

■エラッタ/Q&A

●『独ソ電撃戦』

【明確化】 10.8[戦闘の手順](3)について、以下の記述を追加してください。

 

1:3を下回る戦闘はすべて「AE」、6:1を上回る戦闘はすべて「DE」となります。

 

【エラッタ】 10.8[戦闘の手順](3)について、戦闘結果でARは攻撃側の全ユニットが2へクス退却しなければならないとありますが、これは1へクス退却の誤りです。

●『1942』

Q:都市のZOCについて その1

 

ルール本体内に「未占領状態の都市は、占領されるまで敵部隊に対してZOCを展開できる。」(「3.0 ヘクスの支 配」)との記述がある一方で、「8.0 特別ルール」の 「E.都市の占領」項で、都市のZOC、抵抗値に関する説 明がなされています。

 

「8.0 特別ルール」は、一見選択ルールのように受け取れるのですが、「都市のZOC」については、通常ルールと考え るべきでしょうか、選択ルールと考えるべきでしょうか?

 

 

A:まず、ルールに若干の誤訳がありました。次のように修正いたします。

 

3.0 ヘクスの支配

3.0 支配地域

 

「未占領状態の都市は、占領されるまで敵部隊に対してZOCを展開できる(8.0項)。」

「何もユニットが置かれていない都市は、占領されるまで、全ての敵部隊に対してZOCを及ぼす(ルール9.0参照)。」

 

9.0 特別ルール

 

E. 都市の占領

E. ユニットが置かれていない都市(Open Cities)

 

「マップ上の都市は、そこに部隊ユニットが存在しなくても、固有のZOCを持っている。」

「マップ上の都市は、そこに部隊ユニットが存在しない時、固有のZOCを持つ。」

 

上記に従うと、ユニットが置かれていない都市は、敵軍ユニットに対してZOCを持ちます。

(08/09/01)

Q:都市のZOCについて その2

 

「都市のZOC」ルールを適用する場合、「都市のZOC」は ユニットのZOCと同様、完全海上ヘクスにも及ぶものと考えて よろしいですか?

 

A:ルール3で「全ての敵軍ユニットに影響する」とあるので、通常のZOC同様に扱います。

(08/09/01)

Q:都市のZOCについて その3

 

「都市のZOC」ルールを適用する場合、未占領都市ヘクスに対する日本軍部隊の海上移動は「上陸作戦」と考えてよろしいですか?

 

この場合、都市ヘクスに対する「上陸戦闘」は、「8.0 特別ルール E.都市の占領」項の「抵抗値」ルールを適用 するものと考えてよろしいですか?

 

また、この場合、通常の(陸上戦闘ユニットに対する)「上陸 戦闘」と同様、戦闘に際しては−1DRMを適用し、上陸部 隊が完全海上ヘクスからの攻撃に失敗した場合には、攻撃側ユニットは除去されるとの解釈でよろしいでしょうか?

 

A:上陸作戦に関して直訳すると、次のようになります。

 

●上陸作戦

 

2海上移動ポイントを消費することで、自軍港湾から、

 

・任意の海岸ヘクス

 

または

 

・敵軍ユニットに隣接する完全海上ヘクス

へ海上移動できる。

 

上陸作戦は海上移動と同じ制限を課せられるが、敵ZOCに進入することができる(もちろんそのヘクスで移動を終える)。

 

ユニットのいない都市(オープン・シティ)の抵抗値の処理は移動フェイズに行われるもので、上陸戦闘とは見なされません。

 

よって、

 

(1)オープン・シティに隣接する海岸ヘクスに上陸した日本軍ユニットは、移動フェイズ中に9.Eに従って都市の陥落判定を行います。

 

(2)オープン・シティに隣接する完全海上ヘクスへ海上移動した日本軍ユニットは、移動フェイズ中に9.Eに従って都市の陥落判定を行います。

 

上陸戦闘ではないため、ダイスの目の修正は行いません。

その結果、都市を陥落させることができなければ、ルール5.Cの違反となって除去されます。

(08/09/01)

Q:都市のZOCについて その4

 

「都市のZOC」ルールを適用する場合、ゲーム開始時、タイの「バンコク」は、日本軍ユニットに対してZOCを及ぼすので しょうか?

 

A:原文にも明確な規定はありませんでしたので、以下のように定義します。

 

ゲーム開始時、タイは中立国であり、バンコクは両軍に対してZOCを及ぼします。

 

※この辺りは太平洋戦争の解釈論も考慮する必要があり、難しいところですが、軍隊通過協定の遅れで実際に日本軍とタイ軍との間で小競り合いも発生しているため、上記の通り処理してください。

(08/09/01)

Q:日本語版ルールブック

「11.0 ゲームの準備」、イギリス軍の配置:「増援」の項についてですが、

 

「●第5ターン 戦車大隊(3戦力)×1」

 

とありますが、イギリス軍の戦車大隊ユニット(GB 3Hus)の表面の戦力 は「6」です。(ステップロスした状態で「3」です。)

 

A:ユニットの戦闘力が間違っておりました。

正しくはフルステップで 「3」戦力、ステップロス状態で「2」戦力となります。

謹んでお詫び申し上げます。

なお、訂正ユニットは第83号のカウンター・シートに収録させていただきます。

(08/09/01)

Q:イギリス軍の配置:「増援」

 

「以上の増援をマップ外から〜、英領ビルマから登場する。」とありますが、英領ビルマにイギリス軍ユニットを登場させる場合、

 

1)(日本軍の進出状況にかかわり無く、)「英領ビルマ」の任意のへクスに配置してよい。

 

2)(インド方面から陸路で派遣されたものと考えて、)マップ北端へクス(0101、0200、0301)から登場するものと 考える。そこから“一連のへクスでたどれる”「英領ビル マ」内の任意のへクスに配置してよい。

 

どちらの解釈になりますか?

 

A:原文では、「may be moved onto the map through Burma」となっており、「ビルマを通じてマップ上へ移動してくる」という意味なので、2)となります。

 

Q:また、英領ビルマにイギリス軍ユニットを登場させた場合、

 

1)ラングーン、メルグイに補給線を通すことが出来ない場合、道路の通じているマップ端へクス(0301)から補給線を通す事は可能なのでしょうか?

 

A:原文にもこの点は明記されていませんが、日本版では「可能」と解釈します。

 

Q:2)陸路を通じての盤外への移動、退却は不可(ユニット除去)と考えてよろしいですか?

 

A:はい、その通りです。

(08/09/01)

以下については公式のエラッタなどでも解決されていないため、以下のように定義します。

 

Q. 5.0 移動-A.陸上移動-●混乱 に関して、移動力が2MPに減少するとも、2MP分減少するとも、どちらにも読みとれるのですが。

 

A.移動力が2MPになるとしてください。

 

Q. SNLFとはなにか?

 

A. 日本軍の「海軍陸戦隊」のことです。

 

Q. 5.0 移動-D.特殊な移動能力-●日本軍の落下傘部隊

空挺攻撃を行なった航空ユニットも制空権を発揮できるか?

 

A. はい。

 

Q.7.0 補給

味方ユニットが存在しても、補給線を敵ZOCに通すことは出来ないということか?

 

A. はい。

 

Q. 補給の判定は攻撃の瞬間か?つまり、他のユニットの攻撃の結果、補給下となったユニットは攻撃できるか?

 

A. その都度判定します。ですので、攻撃可能です。

 

Q.8 航空ユニット-1.制空権

第0ゲームターンの上陸作戦中の日本軍一個歩兵連隊が連合軍航空ユニットに除去された場合、第1ゲームターンの日本軍NMPは2ポイント減って10ポイントとなるのか?

 

A. はい。

 

Q. 9.0特別ルール-E.都市の占領

同一ターン中に陸上移動、空挺攻撃、上陸作戦等で占領した都市に海上移動することは可能か?

 

A. はい。

 

Q. 9.0特別ルール-I.要塞の損耗

損耗判定は自軍ターンの開始時か?

 

A. はい。

 

Q. 11.0ゲームの準備-日本軍の配置

盤外のユニットを盤上に登場させる制限が1ゲームターン6ユニットということか?

 

A. はい。

 

Q. マップ

ラングーンは港湾ではないのか?

 

A. 港湾ではありません。それ以外の都市は、すべて港湾としての機能を果たします。

 

Q.「11.0 ゲームの準備」 日本軍初期配置中の「仏領インドシナ」の任意のへクスにおける「近衛連隊(8戦力)×3」とは何でしょうか?ユニットを見る限り、近衛連隊は7戦力の筈ですが?

 

A.

(誤)「近衛連隊(8戦力)×3」

(正)「歩兵連隊(8戦力)×3」

 

Q.戦闘の上陸作戦について

「上陸作戦を実施するユニット」とあるが、これは部分海岸ヘクスに上陸作戦を 行ったユニットは含まず、 まだ上陸できていない完全海上ヘクスから攻撃するユニットだけを指すのでしょうか。

 

A. 5.0.C ●上陸作戦 で説明している内容が適用されるので、質問の状況は両方とも当てはまります。

 

Q. 特別ルール 「G.ビルマ侵攻作戦」について

第2ターンの開始時からとなっていますが、これはそれ以後、常に判断するので しょうか。もし戦闘など負けてこの配置を守れない場合は、日本軍の負けになるのですか。

 

A.ビルマ戦線に一定の戦力が拘束されることの再現ですので、常に判断し配置を守れなくなったら、前線から条件を満たす戦力を転用するなどして対処してください。サドンデス負けはあり得ません。

 

Q. 特別ルール 「H.海上輸送」について

盤外から海上輸送で上陸作戦を行う場合でも、MNPは1Pも消費しなくて良いのでしょうか。

 

A.上陸作戦は通常2NMP、海軍陸戦隊や航空隊でも固有NMPのほか41NMP消費することになっています。特別ルールは該当する通常ルールの変更ではなく、追加として扱ってください。

 

Q. 特別ルール 「I.要塞の消耗」について

コレヒドール要塞は「2105ヘクス」も包囲に必要な隣接する地上へクスに含まれるのでしょうか。島嶼間の移動の項には「隣接する陸上ヘクスとの間に」と書かれてあるのですが、> 2105に部隊を上陸させて維持することは日本軍にとって大変難しく、まず包囲ができません。

 

A.2105は隣接ヘクスではありません。海上ヘクスサイドを挟んでは、決して攻撃を実施できません。

 

Q. 特別ルール 「J.要塞の効果」について

要塞が占領された場合、破壊されたと見なすとありますが、> 破壊とは勝利ポイントの降伏にあたるのでしょうか。>  降伏にならない場合は要塞にユニットを入れずに放棄されると> 日本軍はポイントが稼げずに負け必至になります。

 

A.降伏と見なします。日本軍に要塞として使用させないルールです。

 

Q. 日本軍の配置について

カムランに配置するユニットは、配置時に既にスタックオーバーしているようだが、 初期配置はカムランに7戦力の歩兵連隊が3ユニットで、 任意の仏領インドシナの方が3ユニットではなく、4ユニットの間違いではないのでしょうか。

 

A.初期配置のみの特例と考えてください。同じ事がパラオにも当てはまります。

 

Q. スタックについて

 

連合軍側の国籍が違うユニット同士のスタックは禁止されていませんができるのでしょうか。もし可能だとすると「配置の選択ルール」を使用した場合、 オランダ軍をすぐにマラヤ半島に入れる事ができ、 水障害や島嶼間ルールを使ってスマトラからの攻撃を不可能にし、 クアラルンプル、シンガポールに航空ユニットを置くと日本軍はまず英領マラヤを進むことすら難しくなり、ゲームになりません。これでは「配置の選択ルール」の意味がなくなると思いますが、 それでも他国籍ユニットのスタックは、禁止されていないのでしょうか。

 

A.連合軍でも、国籍が異なればスタック禁止と考えてください。