【付録ゲーム】
フィールド・マーシャル (ジョン・エドワーズ)
◆付録ゲーム『フィールド・マーシャル』マップ(A1/フルサイズ)
◆『フィールド・マーシャル』マップ一部拡大
◆『フィールド・マーシャル』ユニット表面
《フィールド・マーシャル》
軍集団司令官の重責を、君は全うできるか?
『フィールド・マーシャル』は二人用のゲームです。プレイヤーはそれぞれ、ブルー(ブラウシュタット国)軍、レッド(レッドマルク国)軍に分かれて、与えられた部隊を指揮して勝利条件を目指します。
マップには、ブルー/レッド両国の領土の北半分と、中立国であるブラック共和国が描かれています。ブラック共和国は、基本ルールでは使用しません (進入禁止です)。マップに描かれているブルー/レッド両国の北半分を北方戦線と呼び、マップ外である領土の南半分を南方戦線と呼びます。プレイヤーは北部戦線の責任者であり、南部戦線にはタッチしません。上級ゲームでは南部戦線との関わりが発生します。
プレイヤーの立場はゲームのタイトル通り「フィールド・マーシャル 」です。そのため権限は作戦レベルに限定され、政治的・戦略的決断は国家元首が行います。司令官は与えられた状況下で、自分の権限の範囲で最善を尽くさなければなりません。なお、「マーシャル」とは元帥のことですが、本ゲームでは実質的には北方軍集団司令官を指します。
■コンポーネント
◇マップ/A1(フルサイズ)1枚
カウンターシート/280個(12.5mm)1枚
ルールブック/12ページ
70号の特集は〈原点回帰のシミュレーション〉おなじみの鹿内靖・高梨俊一氏による付録ゲーム『フィールド・マーシャル』の対戦を交え、いわゆる〈ブルーvs.レッド〉でくくられる仮想戦とは、いかなる意味合いを持ったシミュレーションゲームなのか? そのことを検証します。また、山口宗春氏の「Field of Filed Marshal」では、限られた情報の中から世界観を構築してゆく楽しさ??歴史の創造??を提案しています。
他にも、意欲的な特集が目白押し。〈ゲーム環境は総合力で作れ〉は、リフォームの専門家を交えて、シミュレーションゲーマーが求める理想のゲーム部屋を追求する企画を始め、ゲーム環境の強化について様々な角度から検証します。
特別付録〈シミュレーションゲーム読本2006〉は、新人・出戻り復帰組のために役立つ情報を満載。とても本誌に載せきれなかったので、思い切って32ページのB5版別冊にしてしまいました。もちろん、総力をあげて調査した全国サークル紹介や、メーカー名略号および海外メーカー小史など、ベテランゲーマーにも役立つ情報満載です。
前号に引き続き、GMTの傑作作戦級ゲーム『Barbarossa: Army Group Center』の作戦研究を掲載しています。内容理解の助けのために、ルールサマリーをダウンロードできるようにしてありますので、ぜひ活用してください。
■特集
1.「原点回帰のシミュレーションゲーム」
●付録ゲームリプレイ:仁義なきフィールド・マーシャル
高梨俊一/鹿内靖
●レビュー「始まりの場所 辿り着くべき場所」平野茂
●Field of Field Marshal 山口宗春
2.「ゲーム環境は総合力で作れ」
●リフォーム編
●アメニティグッズ編
●家庭編
■作戦研究
●『East Front シリーズ』作戦研究 第2回(近藤友樹)
●『死闘!北方軍集団』(岩永秀明/山内克介)
■折り込み付録ゲーム『浮野の戦い』
好評連載「茶せんマゲ戦記」からスピンオフしたお手軽合戦ゲーム
不真面目な人にお勧めです。デザイナー 綿太閤(めんたいこ)
3.特別付録「シミュレーションゲーム読本2006」
●全国SLGサークルインデックス
●兵科記号の読み方
●シミュレーションゲーム15年史Q&A
●初心者・出戻りジャンル別推奨ゲーム
●メーカー名略号と小史
連載&不定期連載
●復活!男泣き戦争映画塾
●ゲーマーいちねんせい日記Z『戦略戦術』
●「茶せんマゲ戦記」by ラブノブ会
他、好評連載など
●浮野の戦い
●フィールド・マーシャル
【明確化】
基本ゲーム3.1(4)および(5) 基本ゲームでは守備隊ユニットは使用しません。「8ユニットある守備隊は、自国内であればどこへ配置しても構いません」という記述を削除してください。
(07/02/14)
*上級ゲームでは、守備隊は使用します。
Q:防御側が2ヘクスの退却になったとき、1ヘクス目が、山地、湿地、森林の場合、それ以上退却できないものとして2ヘクス目へ退却できずに除去でしょうか。それとも、移動と異なり2ヘクス目に退却できるのでしょうか。
A:他に退却できるヘクスがなければ、上記の地形ヘクスを通じて2ヘクスまで退却することが可能です。ただし移動が禁止されている地形を使うことはできません。機械化ユニットについては、道路をたどれる場合のみ、上記の地形で退却を実施することができます。
(06/11/07)
Q:FMと補充の配置について
A:FMは3.1項(4)と(5)のタイミングで、レッド軍、ブルー軍がそれぞれ配置してください。補充されるユニットは軍司令部と同じか、スタック制限に違反する場合は、隣接ヘクスに配置してください。
(06/11/06)
Q:複数ヘクスへの攻撃の時、防御側ユニットの一部しかFMから2ヘクス以内にいなくてもFMは“戦闘支援”を行えるのですか?
A:防御側ユニット全てがFMから2ヘクス以内にいる場合にのみ戦闘支援を行えます。
(06/11/06)
【明確化】
11.2(2):「防御側の合計戦闘力が1になるように比率……」は、「合計戦闘力が少ない側が1になるように比率………」と読みかえてください。
(06/11/06)
Q:11.3(2):河川で、自軍の背後に降下した空挺部隊など、実際は河川越しではない状況の時でも、河川ヘクスからそれ以外のヘクスを攻撃する時には“河川越しの攻撃”になるのですか?
A:はい。
Q:また逆にブラックマン川とRussell川の分岐部分とブラックマン川が湿地を横切っているところでは、河川としてはつながっているが、現実には“河川沿い”とは言えない状況があり得ます。この場合どのように処理するのですか?
A:ヘクスそのものを河川として扱ってください。
(06/11/06)
Q:11.3(2)また攻撃側の全ユニットと防御側のユニットが同じ河川ヘクスにいて、…」とありますが、攻撃側と防御側が同じヘクスには存在しないのではないのですか?
A:「同じ河川のヘクス」と読みかえてください。この場合の「同じ河川」とは、隣接するユニット間で河川の上流・下流の関係が成り立っている状況を意味します。
(06/11/06)
Q:11.1(5)複数ヘクスへの攻撃の状況(例えばP.7の戦闘例で、AのユニットがEのユニットと1のユニットを攻撃する場合)では、河川以外にいる防御ユニット(例では1のユニット)だけ戦闘力が2倍になるのですか? それとも全ての防御ユニットの戦闘力が2倍になるのですか?
A:防御ユニット全ての戦闘力が2倍になります。
(06/11/06)
【明確化】
14.2(5)捕虜の4行目の「総司令官」はFMに読みかえてください。
(06/11/06)
【明確化】
19.0(1)の最後に「例外:17.0(9)を参照」の一文を追加してください。
(06/11/06)