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■シミュレーションゲーム専門誌■【Command Magazine(コマンドマガジン) 】「コマンドマガジン第72号」コマンドマガジン第72号

 

発売日:2006年12月20日

価 格:3,780円

 

■コマンドマガジンWEBサイト─在庫なし

【付録ゲーム】
第一次世界大戦 (中黒 靖)
SS第三帝国 (柿崎 唯)

付録ゲーム『第一次世界大戦』マップ(A1/フルサイズ)

■シミュレーションゲーム専門誌■【Command Magazine(コマンドマガジン) 】「付録ゲーム『第一次世界大戦』マップ(A1/フルサイズ)」

 

付録ゲーム『SS第三帝国』マップ(A4サイズ)

■シミュレーションゲーム専門誌■【Command Magazine(コマンドマガジン) 】「付録ゲーム『SS第三帝国』マップ(A4サイズ)」

 

◆『第一次世界大戦』などユニット表面

■シミュレーションゲーム専門誌■【Command Magazine(コマンドマガジン) 】「『第一次世界大戦』などユニット表面」

 

◆『SS第三帝国』ユニット

■シミュレーションゲーム専門誌■【Command Magazine(コマンドマガジン) 】「『SS第三帝国』ユニット」

 

 

《第一次世界大戦》

 

1914年8月、欧州は戦火に包まれた

 

1914年8月、オーストリア帝国皇太子の暗殺事件が引き金となり、欧州でくすぶっていた火種が遂に爆発した。ドイツ=オーストリア帝国を中心とする《同盟国》と、イギリス・フランス・ロシアから構成される《協商国》による、4年の長きにわたる凄惨な戦争、第一次世界大戦の始まりである。

 

『第一次世界大戦』はその名の通り、1914年から18年までの4年間を、同盟国と協商国に別れて競う合う2人用ゲームです。

 

このゲームで最も重要なのは動員ポイント。部隊を生産したり、活躍させるためには動員ポイントが必要です。しかし、このポイントには限りがあるため、無駄な戦いばかりしていたら勝機はありません。戦略目標に即して有効に配分する戦略眼と、的確な作戦指導がなにより重要なのです。『第一次世界大戦』は、プレイヤーの戦略的センスを問う好ゲームなのです。(ゲームデザイナー/中黒靖)

 

 

《SS第三帝国》

 

欧州を駆け抜けた将軍たち

 

このゲームは第二次欧州大戦を「すごろく」システム(SUGOROKU-SIMULATION, 略称・SS)でシミュレートしたキャンペーンゲームです。プレイヤーのユニットはドイツ軍の主力を表します。マップの1エリアは実際の欧州の1国、あるいは1地域を表します。また、本ゲームの1ターンは実際の約3ヶ月を表しています。

 

プレイヤーの人数に制限はありませんが、4〜5人が適当でしょう。ソロプレイも可能です。ルールも極めて平易で小学生でもプレイ可能と思われます。プレイに要する時間は測定していないので不明です。測定する必要を感じなかったという説もあります(ルールブック/「はじめに」より抜粋)。(ゲームデザイナー/柿崎唯)

 

編集註:本作はSimulator第33号に掲載された『すごろく第3帝国』を、デザイナー・柿崎唯様の許可を得て翻案したゲームです。

 

■コンポーネント

◇『第一次世界大戦』マップ/A1(フルサイズ)1枚

『SS第三帝国』マップ/A4 1枚

カウンターシート/280個(12.5mm)1枚

ルールブック/12ページ(SS第三帝国含む)

 

 

72号の特集は〈バンダイが後世に残したもの〉。80年代のSLGブーム期、満を持して市場に参入してきたバンダイのゲーム群は、当時のゲーマー主流層に受け入れられることのないまま、ほとんど無視されていたといって過言ではありません。しかし、今改めて振り返ると、バンダイのゲーム群が挑もうとしていた〈哲学〉がはっきりと見えてきます。我々が見落としてしまった何か。それを読者と共に探るのが、今回の特集です。また、本誌では久しぶりとなる、松田大秀氏のリプレイコミックもお届けいたします。

 

付録ゲームは『第一次世界大戦』と『SS第三帝国』の2本立て。

 

『第一次世界大戦』は、その名の通り、キャンペーンレベルで1914年から18年まで続いた欧州大戦を再現した2人用シミュレーションゲームです。手軽にプレイできるWW1キャンペーンといえば、これまではTAC誌付録にもなった『World War One』(SPI)以外、広く普及したゲームが存在せず、いわばミッシングリンクともいえるテーマでした。本作は国力のしのぎ会いを抽象化した〈動員ポイント〉を重視しています。二正面作戦に伴う兵力の配分というタフな課題に、プレイヤーは戦略的、作戦的センスを総動員して臨まなければなりません。プレイ時間は3時間程度です。

 

『SS第三帝国』は、ドイツの将軍達による出世競争。誰がモスクワ一番乗りの栄誉を授かるか。基本は双六とはいえ、侵攻方向の選択に戦略的センスが問われる、ゲーマーの、ゲーマーによる、ゲーマーのための双六なのです。年始のゲームはこれで決まりですね。

 

好評のGMTの傑作作戦級ゲーム『Barbarossa』シリーズの作戦研究も遂に最終回。『Army Group South』より、シナリオ3〈ルントシュテットの攻撃〉を掲載しています。内容理解の助けのために、ルールサマリーをダウンロードできるようにしてありますので、ぜひ活用してください。

 

また、こちらも大好評いただいた連載『装甲敵弾兵とわたし』が、今度は『東部戦線』に舞台を移して再登場。記念すべき第1回はシナリオ1《シニャウィノ高地》です。

■特集

1.「バンダイが後世に残したもの」

●バンダイゲーム再考 高梨俊一

●デザイナー座談会

第1部:デザイナー視点で語るキャンペーンゲーム

第2部:バンダイifシリーズとは何だったのか

●バンダイゲームレビュー

●リプレイコミック『二百三高地』松田大秀

 

2.付録ゲーム「第一次世界大戦」

●リプレイ&プレイ指南「ヨーロッパ帝国の興亡」

●第一次世界対戦ゲームレビュー

 

■作戦研究

●『East Front シリーズ』作戦研究 第3回(近藤友樹)

新連載:《東部戦線とわたし』(高原武士)

 

■『武田騎馬軍団』(エポック)ヴァリアント〈稲生の戦い〉

好評連載「茶せんマゲ戦記」からまたまたスピンオフしたヴァリアントルール

名作『武田騎馬軍団』を使ったミニ合戦シナリオで、カウンターも付属しています(デザイン/加藤広二)。

 

連載&不定期連載

●復活!男泣き戦争映画塾

●ゲーマーいちねんせい日記Z『ヒトラー帝国の興亡』

●「茶せんマゲ戦記」by ラブノブ会

他、好評連載/ゲームレビューなど

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