第二次世界大戦のターニングポイントの一つとして上げられるノルマンディー上陸作戦。この作戦以降連合軍は破竹の快進撃を続け、フランスからナチスドイツを追い出すことに成功する。
連合軍の反攻を察知していたドイツ軍は総司令官に国防軍の長老、名将ルントシュテットを任命。さらに“砂漠の狐”で有名な智将ロンメルもB軍集団司令官として防衛に加えた。これらに立ち向かう連合軍総司令官アイゼンハワーは様々な欺瞞工作を駆使してドイツ軍を翻弄し、ノルマンディーに奇襲上陸をかける。およそ50個師団と6000を超える艦艇、約12,000機の航空機を擁した連合軍による“史上最大の作戦”は今、はじまろうとしていた。
【付録ゲーム】
『ノルマンディーの切り札 Normandy 1944』(ゲームデザイン:砂漠のキタキツネ)
『ノルマンディーの切り札』は第二次世界大戦の欧州戦線において、ターニングポイントとなったノルマンディー上陸作戦をテーマにした対戦型のゲームです。
コマンドマガジン132号に掲載された『マンシュタインの切り札 第三次ハリコフの戦い』と同一のシステムを利用した姉妹作で、両陣営に与えられたカードをリソースにして、アクションやイベントを起こし、部隊を動かすことで勝利を目指す作品です。
両陣営に与えられたカードは15枚ずつですが、全てのカードは使用せす、ベースとなる7枚をスタートに、自分の立てた作戦に応じて新たなカードを「購入」し、カードデッキを構築しながらゲームを進めます。手番で引いてきたカードを元により効率の良い部隊運営と敵戦線の突破を図り勝利を目指すことになるでしょう。
カードの特性を活かしてプレイするので、プレイすればプレイするほど新たな戦略と作戦を編み出すことができるのが本作の特徴で、プレイ時間をさほど要しないのも魅力の一つと言えるでしょう。
ゲームスケール
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1ターン=3〜4日
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1ヘクス=5km
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1ユニット=師団
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プレイヤー数=2人
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プレイ時間=2時間以内
内容物(雑誌除く、全付録分)
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駒120個 (15mm角)
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マップ1枚 (変形A2判)
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ルールブック1冊(12頁)
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カードシート4枚
CONTENTS
本誌 76ページ(フルカラー)
■特集
- ●総力リプレイ ボカージュを這い抜けて(岩永秀明)
- ●ノルマンディー戦役参加師団総覧(大木毅)
■NEXT ISSUE
- ●次号予告 嵐の8月 満州1945
■READ & PLAY
- ●極東ノルマンディー(山内克介)
- ●“黒いオーケストラ”たちとヒトラー暗殺(じんぼただとし)
- ●第9軍団の鷲を守れ!!(倉元栄一)
- ●COMBAT INFANTRY(諸岡幸治)
■WAR HISTORIES
■COLUMNS
- ●『TANKS+』トーナメント観戦日誌
- ●ゲームから本へ 本からゲームへ(桂令夫)
- ●復活! 男泣き戦争映画塾(山内克介)
- ●ユニットよもやま物語(生駒望人)
- ●野獣げぇまぁ拡大版(徳岡正肇)
- ●あなたの知らない(かもしれない)戦争マンガの世界(なまえしゅういち)
■NEW COMERS