「大切なのは計画ではない。立案である」──ドワイト・アイゼンハワー
1944年6月6日、ノルマンディ上陸作戦を機に連合軍の反撃が始まった。7月31日にノルマンディからの突破に成功した連合軍はファレーズの包囲戦で勝利、ドイツ西方軍は壊滅することとなる。
連合軍最高司令官ドワイト・D・アイゼンハワーは、ヒトラーの第三帝国にとどめの一撃を放つべくフランス北部及び東部に部隊を進め、年内にはこの大戦を集結すべく前進を命令した。アイゼンハワーの大戦終結プランは着実に進みつつあった。が、しかし……
【付録ゲーム】
『アイゼンハワーの戦争』Eisenhower’s War
(ゲームデザイン:タイ・ボンバ/ダグ・ジョンソン)
ノルマンディー上陸作戦後、フランス解放、そしてベルリンへ向けて進撃を行う西側連合軍の戦いを、最高司令官アイゼンハワーの立場で再現した戦略規模の作品が本作になります。立ちはだかるドイツを中心とした枢軸国は、果たしてその計画を阻止して再び第三帝国による主導権を奪還することができるのでしょうか。
『アイゼンハワーの戦争』は、ベーシックなウォーゲームのシステムで構築されており、9ターンと長めに感じるゲームターンも想像以上にスピーディにプレイすることができます。連合軍は各ターンに設定された条件をクリアしなければゲームを続けることができないので、実際のアイゼンハワーの進撃度を下回る場合、即座に敗北を喫します。西側連合軍プレイヤーは部隊のマネージメントと戦略眼が試され、枢軸国側は頑強に抵抗することでアイゼンハワーの侵攻プランを打ち破らなければなりません。
歴史ノートはゲームデザインに携わった1人、タイ・ボンバ氏による翻訳記事を掲載。当時のアイゼンハワーの苦しい立場を垣間見ることができます(World at War60号掲載記事)。
ゲームスケール
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1ヘクス=65km
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1ユニット=軍、軍団、臨時編成軍団
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プレイヤー数=2人
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プレイ時間=120分程度
内容物(雑誌除く、全付録分)
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駒144個 (15mm角)
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マップ1枚 (A1判)
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ルールブック1冊(16頁)
CONTENTS
本誌76ページ(フルカラー)
■特集
- ●アイゼンハワーの戦争
- ●チュートリアルプレイ:ベルリンへの道
- ●ウォーゲーム ビブリオバトル
■NEXT ISSUE
- ●次号予告 アフリカ軍団1941-1942
■READ & PLAY
- ●叢林突破ノルマンディ(山内克介)
- ●20分の悦楽(岩永秀明)
- ●空母の作戦に焦点を合わせる(鹿内靖)
- ●EUROPE IN TURMOIL(諸岡幸治)
- ●TANKS+α シナリオ(小泉慎吾)
■WAR HISTORIES
■COLUMNS
- ●ゲームから本へ、本からゲームへ(桂令夫)
- ●野獣げぇまぁ拡大版(徳岡正肇)
- ●あなたの知らない(かもしれない)戦争マンガの世界(生江秀一)
- ●新兵★通信
■NEW COMERS