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名作『第48装甲軍団』のシステムでコルスンの戦いを再現

Chris Harding SimulationsのDTPゲーム『Battle for Korsun』の日本版がライセンス生産されることが大筋で合意されました。来年のコマンド・マガジンの付録になる予定。

 

『Battle for Korsun』は『第48装甲軍団』と基本システムは同じながらより簡略化されており、砲兵などはオミット。プレイヤーは作戦立案とその実行に神経を集中できるようになっています。

 

■ニュース:名作『第48装甲軍団』のシステムでコルスンの戦いを再現 「プレイ中の『Battle for Korsun』」

▲プレイ中の『Battle for Korsun』

ターン・シークエンスは天候決定、ソ連軍ターン、ドイツ軍ターンを繰り返すだけ。各プレイヤーは自軍プレイヤー・ターンに、ある戦闘に関与するユニットを全て移動させ、戦闘を解決し、またそれを繰り返す(または、全く戦闘に関与しないユニットを逐次移動させる)という、フリー・シークエンスを採用。波状攻撃が可能なので、縦深防御を行っていないと、あっさり戦線を突破されるかもしれません。また、戦線に穴を開けるのに大部隊を使ってしまうと、肝心の突破部隊が先細りとなり、反撃を受けてせっかく開けた穴を塞がれてしまうことも。戦闘解決はファイア・パワー方式で、ドイツ軍の戦術的優位や重戦車の修正など、簡単ながら雰囲気を高めるルールも用意されています。

 

ゲーム開始時は東西からソ連軍が戦線を破ってドイツ軍を包囲するという展開。ドイツ軍は南から登場する強力な装甲師団を率いて、その包囲網を突破しなければなりません。

 

ソロプレイ可能、また戦線ごとに担当を決めたマルチプレイヤーズ・ゲームも盛り上がります。

 

(2010/05/07更新)