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■シミュレーションゲーム専門誌■【Command Magazine(コマンドマガジン) 】「コマンド・ザ・ベスト第4号『装甲擲弾兵』」コマンド・ザ・ベスト第4号

『装甲擲弾兵』

(鈴木銀一郎、黒田幸弘 ほか)

 

発売日:2003年12月20日

価 格:6,090円

 

■コマンドマガジンWEBサイト─在庫なし

■装甲擲弾兵とは?

 

『装甲擲弾兵』は1983年にエポックから発売された同名戦術級ゲームのリメイクです。イニシャティブを重視し、スタック(部隊ゴマの積み重ね)による諸兵統合を基本単位としたフリーシークエンスなど、斬新なシステムが盛り込まれており、いまなお傑作戦術級ゲームとしての魅力は衰えません。 エポック版では数字の羅列だったユニットは一新され、車両ユニットは全てイラスト化されています。コマンド54号以降で、継続してサポートしています。

 

【エポック版との変更点について】

 

コンポーネントを一新したことで、リファレンス性が大いに高まりました。たとえばマップについて、地形等は従来のものと同じですが、美しく、そして見やすいデザインにつくりかえています。

 

ユニットも同様で、ルールは同じでも分かりやすいデザインになっているため、格段にプレイしやすくなっています。シナリオカードも非常にわかりやすく作りかえています。

■エラッタ/Q&A

●エラッタ

指揮官の登場に関して重要な項目が抜け落ちています。16-1 指揮官の登場の直後に、以下の項目を読み足してください。

 

(1)指揮官は各シナリオの指定数だけ出現する。どの指揮官が登場するか決める場合、プレイヤーは配下の指揮官ユニットを表にして、ランクしか分からないようにして並べる。そしてその中からランダムに指定数だけを選ばなくてはならない。

 

(2)援軍などでシナリオの中途から登場する指揮官は、登場するたびにランダムに選ばなくてはならない。

 

(3)指揮官は最初からユニットとスタックして出現してかまわない。

シナリオカード5〈コブラ作戦〉 登場ユニットイラストの右側、「援軍は全て地図南端から登場。()内はユニット数」の箇所で、正しくは地図南端ではなく、北端となります。

シナリオカード8〈地獄のハイウェイ:フェーヘル〉 第3ターンの連合軍増援でCリーダーが3つ登場することになっていますが、1つの誤りです。
シナリオカード11〈セルの死闘〉 連合軍イニシアチブターンのドイツ軍の増援について「装甲共同師団」となっていますが、教導の誤りです。
●Q&A

Q:シナリオ4において、盤外砲撃8/8がゲーム中5回使用可となっていますが、ルール9-2(5)を使って40/40の1回にして使用することは可能ですか。もし可能なら、ドイツ軍戦車スタックに使用することで、このシナリオのゲームバランスがかなり崩れそうですが。

 

A:不可とします。

Q:オーバーランを行った後に、先攻側先制射撃を行うことは可能ですか?

 

A:可能です。

Q:12-5(5)で、オーバーランを受けたユニットのいるヘクスでストップ射撃を受けた場合、その射撃でDやDDの損害を受けたときには、13-3(1)により、ただちに除去されることになるのですか?

 

A:はい。その通りです。

Q:スタックで移動中、オーバーランを行う前に、スタック内の1ユニットがDもしくはDDの損害を受けた場合、そのユニットを途中のヘクスに置き去りにしてオーバーランを続行することは可能ですか?

 

A:不可です(スタックでの実施が原則のため)。

 

Q:また、損害を受けたユニットが壊滅することを覚悟の上で、伴ったままオーバーランを続行することは可能ですか?

 

A:可能です。