■シミュレーションゲーム専門誌■【Command Magazine(コマンドマガジン) [シミュレーションゲーム・ミリタリーヒストリー・ストラテジー・アナリシス]】Command Magazine(コマンドマガジン)

■シミュレーションゲーム専門誌■【Command Magazine(コマンドマガジン) 】「コマンドマガジン第54号」コマンドマガジン第54号

 

発売日:2003年12月20日

価 格:3,780円

 

■コマンドマガジンWEBサイト─在庫なし

◆付録ゲーム

 

■決戦!関ヶ原(リチャード・バーグ)

マップ・サンプル

ユニット・サンプル

 

オリジナルの『Shogun Triumphant』では、古代人まがいの鎧と長刀で武装していたイラストでしたが、54号では射撃攻撃力を持つユニットとそれ以外のユニットで絵柄を変えるなど、デザインを一新。カウンターも15mm四方サイズで作成しています。

 

また、ゲーム性重視がオリジナル版のデザインコンセプトでしたが、史実重視派の意見にも配慮して、史実再現性を主眼としたハウスルールも掲載しています。

 

誌面では、『決戦!関ヶ原』のイントロ&完全リプレイの他、『関ヶ原(エポック/関ヶ原)』のゲーム紹介、ヒストリカルノート「安土桃山合戦模様」、海外戦国ゲームなどを特集。また、同日発売予定の『装甲擲弾兵』に関する特集記事も掲載しています。

備考

■誌面内容の訂正

P5下段 田中隊と島隊の戦闘に関して、田中隊のスタックがバラバラに島隊を攻撃しているような記述となっていますが、ゲームでは、スタックを分割しての攻撃は禁止されています。記事の展開に誤りはありませんが、実際のプレイでは注意してください。
「装甲擲弾兵と私」について PzVDの防御力が10となっているのは、9の間違いです。また、P42の3段目で、第1ターンのイニシアチブをダイスで決めていますが、ルールに従えば、第1ターンのイニシアチブは自動的にドイツ軍となります。

 

■エラッタ/Q&A

「決戦!関ヶ原」チャートについて

 

ルールブックに添付しているチャート、特に大名表の註がわかりにくい点、および抜け駆け表について誤訳が報告されました。差し替えようのチャートは、コマンド第56号に掲載予定ですが、あわせてpdfファイル形式でのダウンロード用チャートも用意いたします。下記リンクからダウンロードしてご利用下さい。用紙サイズはA4となっております。ご迷惑おかけいたしますが、なにとぞよろしくお願い申し上げます。

 

【チャート.1】 【チャート.2】 【チャート.3】 【チャート.4】

Q:訂正チャート(PDFダウンロード)の13.4地形効果表、河川の移動消費コストが〈+1〉になっていますが、これでは小川と河川の違いが分かりません。

 

A:申しわけありません。河川に関しては

+2/+2/橋使用時のみ

が正しい記述です。お詫びして訂正いたします。

Q:10.29 騎馬突撃時、そのターンの最初からEZOCにいる騎馬ユニットは騎馬突撃のボーナスを得られますか?

 

A:そのターンに移動してEZOCに入らなければ、騎馬突撃のボーナスは得られません。

Q:13.4 地形効果表の註記に説明がある*、**が表中にありません。

 

A:こちらは訂正チャート上(PDF)にて訂正していますが、*は河川および橋の戦闘の影響コラムに、**は小川の戦闘への影響コラムに施してあります。

Q:13.6 近接戦闘結果表の包囲に関するコラムシフトは、攻撃側ユニットが防御側ユニットに包囲されている場合、攻撃側に不利になるように(1Lか2L)のコラムシフトをする必要はあるか?

 

A:いいえ。判定は基本的に攻撃側の状況を主体的に見ます。

Q:13.7 抜け駆け表ですが、地形効果表の註記に説明がある*、**が表中にありません。これは防御時にもチャックするのか?

 

A:抜け駆け表の判定をするのは、白兵戦の時のみです。

Q:13.7 抜け駆け表の判定は近接戦闘を行う前か? 射撃は複数の大名の部隊であっても、抜け駆け判定無しに実施できるのか?

 

A:抜け駆け表の判定をするのは、攻撃側のみです。

Q:13.2、13.3の大名表の注記にある小川祐忠/脇坂元綱という表記の明確化をお願いします。

 

A:明確化いたします。

 

13.2 東軍大名表

D 5017/4419 両方

G-1 5017/4419 両方

13.3 西軍大名表

F 5017/4419 両方

I 小川祐忠/脇坂安治 どちらか、あるいは両方

 

*ルールに脇坂元綱とあるのは「安治」の間違いです。

 

Q:非活性のユニットにもZOCはありますか?

 

A:はい。ルール上はあります。

 

Q:6.15ヘスク支配ですが、非活性のユニットもヘクスの支配はできますか? 初期配置の松平隊は4419のヘクスを『占めて』いますが、開始の段階で4419を支配しているということになりますか? 6.15ヘクス支配「ゲーム開始時点では、どちらの陣営もこのヘクスを支配していない」と矛盾しませんか?

 

A:松平隊が活性化したら支配している事になります。ルールどおりの解釈です。

 

Q:6.8敵ユニットの接近による活性化ですが、文章の初めの方で『直ちに活性』と自動活性をにおわす書き方をしていますが、後の方では『活性化判定を引き起こす』と自動活性ではないような書き方をしています。どちらが正解でしょう?

 

A:次のように読みかえてください。

 

6.8 敵ユニットの接近による活性化:非活性化状態にある大名のユニットに対して、敵ユニットが2ヘクス以内に接近してきたら(両者の間に1ヘクス置いてある状態。地形やほかのユニットの存在は関係ない)、この非活性化状態の大名は、直ちに活性化「判定」をする。必要ならば、裏切り判定を実施すること。

 

活性化判定に(寝返りによって)陣営が変更となった大名について、この大名(ユニット)から2ヘクス以内にいる非活性状態の大名は自動的に活性化しない。寝返った大名(ユニット)が移動・戦闘を実施したら、活性化判定を実施する。

 

活性化判定で裏切った大名が、非活性化状態の大名に隣接している場合、寝返った大名は移動できない。攻撃が強要されるが、この結果、隣接した大名の活性化を引き起こす。

 

非活性化状態の大名から2ヘクスにユニットが進入することで、活性化判定を引き起こす。しかし、各ユニットは各大名ごとに1度しか判定を引き起こさない。新たなヘクスに進入するごとに判定しない。

 

Q:同じく敵ユニットの接近による活性化ですが、敵対する活性化ユニットと、味方の非活性化ユニットが隣接してしまった場合(裏切りでなる場合と接近した時の裏切り判定で中立を続けた場合が考えられるでしょうか)、活性化ユニットには戦闘の義務が生じるため非活性化ユニットを攻撃しなければならないと思います。このとき攻撃を受けたユニットは活性化する可能性があると思うのですが、活性化判定はいつやるのですか? 攻撃を受け損害を適用した後? それとも戦闘の前?

 

A:戦闘をする前に活性化します。

 

Q:上の例で非活性化ユニットから攻撃はできないと思いますが、それであっていますよね?

 

A:はい。ただし、戦闘が発生したら、自動的に敵方で活性化させてください。

 

Q:2ヘクス以内に接近してきた場合の活性化判定ですが、1ターンに1回だけの判定というのは理解していますが、ターンをまたいだら移動の度に活性化判定を行うのですよね? 例えばあるターンに非活性化ユニットから2ヘクス離れた場所に移動して終了(ここで活性化判定、中立だったとして)、次のターンにそこから遠巻きに円を描くように2ヘクス離れた別のヘクスに移動したらまた活性化判定で良いのですよね?

 

A:はい。

 

Q:もし上のケースで非活性ユニットが中立だった後、そのユニットに次のターン隣接したら移動の時に活性化判定、もしまたそこで中立だったら戦闘が必須になって戦闘時に活性化判定ですか?

 

A:はい。

 

Q:同じく上のケースで中立だった後、活性化しているユニットが2ヘクスはなれたヘクスから離れる方向に次ターン移動したらどうでしょう? 活性化判定のトリガーが侵入なのか、ただ単に移動なのかはっきりしないので。

 

A:侵入が引き金となります。

 

Q:スタックに関する質問ですが、スタック順序に関するルールで移動フェイズに変更できるとありますが、7.4ではスタックの上のユニットから移動しなければならないとあります。スタック順序の変更は移動フェイズであればいつでも自由に変更できるのでしょうか? もし移動の後に変更可ならスタックの上のユニットから移動というルールが意味のないものになってしまいそうだし、かといって移動前だけスタック順序変更可能とするとパズルのような感じになって変な気がするのですが? 英語版の時からこのルールは変なルールだなぁと思っていて、今までは移動フェイズなら自由に順序の変更可でやっていたのですが?

 

A:明確化が公表されていませんが、上記の判断でのプレイが最も自然です。

Q:10.17 近接戦闘 の「直前の移動フェイズに移動をまったく実施していない活性化ユニットは、采配値を消費せずに戦闘を実施できるが、これは敵が接近してきた場合にのみ発生する」の記述の意味がよく分かりませんでした。攻撃には采配値を必要としないということなので、敵が接近してきた場合に限らず、前ターンにこちらから移動して攻撃を仕掛けその戦闘が続いている場合(つまり敵ユニットに隣接したまま)等もあり得ると思っているのですがその理解で正しいでしょうか?

 

A:「直前の移動フェイズに移動をまったく実施していない活性化ユニットは、采配値を消費せずに戦闘を実施できるが、これは敵が接近してきた場合にのみ発生する

 

 

「直前の移動フェイズに移動をまったく実施していない活性化ユニットは、采配値を消費せずに戦闘を実施できる。これは敵と隣接している場合に発生する

 

と読みかえてください。

Q:10.33 戦闘後前進: 騎馬が上になっているスタックは必ず前進とありますが、騎馬ユニットのみが前進すればいいのでしょうか?それともスタック全体でしょうか?

 

A:騎馬ユニットにのみ適用されます。退却も同じです。