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■シミュレーションゲーム専門誌■【Command Magazine(コマンドマガジン) 】「コマンドマガジン第59号」コマンドマガジン第59号

 

発売日:2004年10月20日

価 格:3,780円

 

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【付録ゲーム】
アンティータムの戦い (ジョナサン・サウサード)

付録ゲーム『アンティータムの戦い』(A1/フルマップ)

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◆ダンカー教会周辺

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■シミュレーションゲーム専門誌■【Command Magazine(コマンドマガジン) 】「ユニット」

 

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●ゲーム概要

 

62年前半の半島戦役に失敗し、第2次ブル・ラン(マナッサス)の戦いに敗北したことで、北軍はこの戦争で最初の危機を迎えました。メリーランドまで侵攻してきたリー将軍率いる南軍主力部隊を阻止し、これを撃破できなければ、北部には事態収拾能力がないと見なされて、ヨーロッパの介入を招く恐れがあったからです。要衝ハーパーズフェリーを占領し、ポトマック河を渡った南軍は、アンティータム河畔のシャープスバーグ近郊でマクレラン将軍率いる北軍と衝突します。これが『アンティータムの戦い』の舞台設定です。

 

「アメリカ史で一日の戦闘における最大の死者を出した戦場」と言われるアンティータム。数字の上では、4万7000対9万と南軍が圧倒的に劣勢ですが、マクレラン将軍の決断力のなさも手伝って、北軍の指揮はちぐはぐで兵力を逐次投入しては確固撃破されるという悪循環から、南軍に勝利を許す結果となりました(ただし、南軍もあまりの損害の多さにこれ以上の前進を諦めてヴァージニアに撤退します)。

 

『アンティータムの戦い』では、このマクレラン将軍の躊躇をシステムに組み入れています。北軍は軍団ごとに制限を加えられ、一度に活性化できる軍団の数に制限を加えているのです。ただし、これは活性化チットなどで判定するのではなく、各軍団を〈待機→臨戦→戦闘可能→撤退(待機)〉の状態でローテーションさせることで、命令伝達の遅れをシミュレートしています。また、ソロプレイ用に南軍のソリティアルールも用意されています。

 

最大6ステップを有する歩兵旅団が登場するので、サブカウンターの管理が煩わしいところでした(XTR版ではイラストまで一緒だったのでなおさら)。しかし今回はユニットのステップ数に応じてシルエットに変化を加えており、視覚的に盤面の戦況を把握できるように工夫されています。

 

また、ダブルチャージ第4号の60シリーズ付録ゲーム『三十年戦史』のカウンターも付属しています(付属するのは武将ユニットと支配マーカーです。戦力マーカーは他のゲームから同様の数値マーカーなどを代用してください)。

■掲載記事

 

●巻頭リプレイ「日暮れか勝利を掴むまで」

●ヒストリカルノート「アンティタムの戦い」

●歴史入門「アンティータムの戦いまでの東部戦域」

●ゲームタイトルの起源を探る〈拡大版〉

●戦略級ゲームから始める南北戦争『A House Divided(GDW/Phalanx)』

●南北戦争作戦級の決定版〈Great Campaign of American Civil War〉シリーズ。

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