【付録ゲーム】
天下強奪〜関ヶ原を越えて〜(平野 茂)
◆付録ゲーム『天下強奪〜関ヶ原を越えて〜』マップ(A1/フルサイズ)
◆付録ゲーム『天下強奪〜関ヶ原を越えて〜』(関ヶ原〜伊賀周辺)
◆ユニット『天下強奪』(表面/12.5mm)
◆ユニット『天下強奪』(浦面/12.5mm)
《天下餅、座して食らうは?》
付録ゲーム『天下強奪〜関ヶ原を越えて〜』は、天下取りを狙う徳川家康が率いる東軍と、それを阻止して豊臣政権を守ろうとする石田三成が率いる西軍との間で発生した戦いを再現するゲームだ。時期は1600年8月上旬から11月上旬に該当し、三河から丹波までの範囲における関ヶ原戦役全般を再現している。
本ゲームは基本的に2人用であり、1人が東軍を、もう1人が西軍を担当して、互いに勝利を目指す。1コマは兵500〜3万相当を率いた大名をあらわしている。
■コンポーネント
◇『天下強奪〜関ヶ原を越えて〜』マップ/A1(フルサイズ)1枚
カウンターシート/140個(12.5mm)1枚
ルールブック/12ページ(実質8ページ)
スケール 1ターン/6時間〜8日間
特集〈関ヶ原を越えて〉では、デザイナー・平野茂氏による付録ゲームの完全リプレイを収録。他、デザイナーズノート「訓練の場としての関ヶ原」、鹿内靖氏のレビュー「いくつもの関ヶ原を越えて」を収録。また、関連ゲーム紹介として、紫藤隆・向田覚・矢井田等氏による「関ヶ原、それぞれの道」や、高梨俊一氏のゲームデザイン論「戦国期合戦ゲームの苦悩」など、戦国時代の総決算、関ヶ原戦役を巡るゲームシーンについて、多角的な分析を試みています。
また好評発売中の〈アジアン・フリート〉に関しては、登場国別・艦隊運用研究として、ゲームに登場する各国で実際に稼働している編制の艦隊が衝突した場合の展開予想を通じて、各国がいなかなるドクトリンをもって次の戦争に備えようとしているのか、その長所・短所それぞれについて分析を加えています。
好評のゲーム関連情報・作戦研究連載は、各地のゲームサークルで数多くの中毒プレイヤーを生み出し続けているADG社の傑作マルチヒストリカルゲーム『7 AGes』のプレイ指南の他、ゲーマーいちねんせい放浪記では、原点に立ち返り、『独ソ電撃戦』の徹底訓練に励む様子をお伝えします。
■特集:関ヶ原を越えて
●完全リプレイ「三成の包囲網を破れ」
●デザイナーズノート「訓練の場としての関ヶ原」
●付録ゲームレビュー「いくつもの関ヶ原を越えて」
●関ヶ原関連ゲーム紹介「関ヶ原、それぞれの道」
●ゲームデザイン論『戦国期合戦ゲームの苦悩」
■作戦研究 & ゲームレビュー
●『アジアン・フリート』投稿国別・艦隊運用研究(篠原史也)
●『7 Ages』ゲーム紹介 &プレイガイド
連載&不定期連載
●仮想戦記作家のドイツ戦跡紀行(新連載)
●この兵士(ブロガー)に聞け!
●ゲーマーいちねんせい放浪記
●復活!男泣き戦争映画塾
●「新・茶せんマゲ戦記」by ラブノブ会
他、好評連載
Q:豊臣秀頼が大阪城に配置された後、未確認状態のユニットが敵ユニットと接敵し,所属判定フェイズで戦力を確認することになった。このユニットが戦闘力1の中立ユニットであったなら,この場合もルール[15.4]が適用され,ユニット除去となるのでしょうか?
A:[15.4]項はあくまで、秀頼ユニットが配置された増援フェイズ中に行う処理を指します。両軍の所属判定フェイズ中に表にされた1戦闘力の中立ユニットには[11.22]項が適用されるので、ご質問の場面では1戦闘力の中立ユニットは西軍に所属します。(除去されません)
(09/02/17)