【付録ゲーム】
モンスの戦い (ロン・ベル)
シュリーフェン・プランを阻止せよ!
◆マップ(A1/フルサイズ) | ||
◆マップ(モンス周辺) | ◆ユニット(15mm) |
第一次大戦の趨勢を左右した
モンスをめぐるドイツ軍とBEFの死闘
第一次世界大戦の緒戦、「シュリーフェン・プラン」を実現すべく進撃を続けるドイツ軍の前に立ちふさがった"Old Contemptibles"ことイギリス派遣軍! 彼らはドイツ軍の野望を打ち砕けるのか──?
『モンスの戦い』は、ドイツ軍とイギリス軍が初めて大規模に衝突した1914年の戦いを再現した作戦級ゲームです。ドイツ軍はマップ上の重要拠点の占拠とイギリス軍の撃破・孤立化を、イギリス軍は進撃の延滞と部隊の避難を目指します。1ターン=約2時間、1ユニット=大隊〜連隊のスケールで、2日間の戦いを再現。勝利を得るには、初日と2日目で変化する作戦目標に対する計画的なアプローチが求められるでしょう。
デザイナーは、本誌6号付録ゲーム『Port Arthur』のロン・ベル。特集ではこれまで氏が発表してきた3作品のうち、特に『旅順攻略』と『奉天決戦』に焦点を当て、その魅力を解説しています。
■コンポーネント
◇ 本誌80ページ(カラー16ページ)
◇ カウンターシート/123個(15mm) 1枚
◇ 『モンスの戦い』マップ/A1(フルサイズ) 1枚
◇ ルールブック/1冊(16ページ)
◇ はがきゲーム/1枚
今月はデザイナー特集です。本誌付録のデザイナー「ロン・ベル」は、知名度の低いデザイナーですが、彼の作品は主題が非常に強調された、プレイヤーにとって何とも挑戦のし甲斐があるゲームばかり。
鹿内靖氏は、ロン・ベルがゲームに込めた抽象性とプレイヤー託した課題を読み解き、平野茂氏と宮永忠将氏はそれぞれ「ザ・ベスト」でリリースされたばかりの『旅順攻略』『奉天決戦』について解説しています。
また、ヒストリカルノートでは、ロン・ベルによる通史の他に、大木毅氏がコラムにてシュリーフェンプランの再評価を試みています。
◆はがきゲーム『空母ガンビア・ベイ』がおまけについてくる!
好評をいただいているはがきゲーム最新作がコマンド・マガジン本誌につきます。その名も『空母ガンビア・ベイ』。
プレイヤーにはレイテ沖海戦で栗田艦隊に翻弄された護衛空母部隊の駆逐艦を指揮し、護衛空母を守り抜く使命が与えられます。
大和や長門、金剛、比叡を相手にどこまで戦えるか?
CONTENTS
■特集:本質の表現者 ロン・ベル
●スペシャルインタビュー:ロン・ベル (編集部)
●旅順・奉天・モンスの何が表現されたのか (鹿内靖)
●「エポック日露」アレルギーとの決別 (宮永忠将)
●混沌をねじ伏せ、機動せよ (平野茂)
●付録ゲームヒストリカルノート:モンスの戦い、1914年 (ロン・ベル)
イギリス派遣軍誕生までの道のり (ロン・ベル)
●コラム:作戦が政治を壟断するとき (大木毅)
■ゲームレビュー
●『The Bulge』
●『USAAF』
●『Hannibal's War』
■新連載
●日本の戦歴2(堀場亙)
■連載&不定期連載
●「東方に戦風は吹く」 最終回(内田弘樹/松田大秀)
●『ヒトラー電撃戦』作戦研究「電撃戦指南」最終回(F男)
●連載50回!「ユニットよもやま物語」(生駒望人)
●ASLプレイ研究「Last Ditch for ASL」(鈴木拓也)
●意志の勝利『日露戦争』 (大久保城治)
●コーカサス通史 第2回 枢軸の十字路 (高貫布士)
●「PC SIMULATION GAMERS」 (徳岡正肇)
他、好評連載など