ヒトラー暗殺計画は1932年から1944年にかけて20回以上計画されてたが、どれも成功には至らなかった。
ある時は演説が短縮され、またある時は爆弾が移動させられるなど、史実ではいくつもの偶然と幸運が重なり、ヒトラーはしぶとく生き延びた。
しかし今回は違う。誰が、いつ、どのような方法でヒトラーを暗殺するのかは、全てプレイヤーの手に委ねられている。
先人たちが成し得なかった目標を成就できるか、それとも、史実と同様にヒトラーは逃げ切るのか。
史実とは違うifの『ヒトラー暗殺計画』が、今はじまろうとしている。
【付録ゲーム】
ヒトラー暗殺計画 Operation Walküre
(ゲームデザイン:中嶋 学)
『ヒトラー暗殺計画』は、アドルフ・ヒトラーが独裁者として支配していたナチスドイツにおける彼の暗殺計画を再現した1人プレイ専用のゲームです。
プレイヤーは、将軍や民間人を味方に付けつつ、連合軍と交渉し、ヒトラー暗殺後の新政権の確立を目指します。このゲームでは1941年の夏、独ソ戦が始まった時期からドイツの敗北が確実になった1944年冬までの期間を扱います。
プレイヤーは将軍、防諜部、民間人からなる反ヒトラーユニットを操作し、連合軍の要人や諜報部員、ドイツの将軍、民間人を味方に引き込み影響力を増すことでヒトラーの暗殺機会を見出し、彼を「排除」することが目標です。対するヒトラー派はSS(親衛隊)をシステムが操作し、反ヒトラー及び協力者を捜査して逮捕・監視下に置くことで「妨害」します。
戦争が終盤に差し掛かる1944年冬までに、ドイツの人々を滅亡の縁に追い込もうとする「独裁者」から祖国を救わなければなりません。
本誌ではゲーム中に登場する人物紹介やチュートリアルプレイ、ヒトラー暗殺の関連ゲームや書籍の紹介が掲載されています。
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ゲームスケール
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地図上の距離=ノンスケール
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1ユニット=1人
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プレイヤー数=1人(ソリティア)
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プレイ時間=120分程度
内容物(雑誌除く、付録分)
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駒120個1枚(15mm角)
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マップ1枚 (A2判1枚)
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ルールブック1冊
ゲーム情報
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ソリティア性:非常に高い
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ルールの難易度:普通
CONTENTS
本誌68ページ(フルカラー)
■特集
- ●チュートリアル『我が祖国の命運』
- ●『ヒトラー暗殺計画』人物紹介
- ●BLACK ORCHESTRA(山内 克介)
- ●第三帝国のいちばん長い日(倉元 栄一)
- ●クーデターを企てた陸軍参謀総長(大木 毅)
- ●復活! 男泣き戦争映画塾(山内 克介)
- ●ユニットよもやま物語(生駒望人)
- ●ゲームから本へ、本からゲームへ(桂 令夫)
■NEXT ISSUE
- ●次号予告 ヴュルツブルク
■READ & PLAY
- ●Europe in Turmoil II The Interbellum Years 1920-1939 (諸岡 幸治)
■SCENARIO
■WAR HISTORIES
■COLUMNS
- ●新シミュレーションゲーム批判序説(高梨 俊一)
- ●第一次世界大戦航空機列伝 AGE of DOGFIGHT(宮永 忠将)
- ●ウォーゲーム・メカニクス(堀場 亙)
- ●あなたの知らない(かもしれない)戦争マンガの世界(生江 秀一)
- ●ガチャを回すな! ゲームを買え!(諸岡 幸治)
- ●野獣げぇまぁ拡大版(徳岡 正肇)
■NEW COMERS