【付録ゲーム】
レッド・タイフーン (平野 茂)
好評「ドイツ装甲軍団」シリーズ第4弾!
◆マップ(A1/フルサイズ) | ◆マップ(スモレンスク周辺) | |
◆ユニット(12.5mm) | ||
モスクワを守りきった赤軍が冬の訪れとともに反撃の狼煙を上げる!
モスクワ攻略を狙ったドイツ軍のタイフーン作戦は失敗に帰し、ソ連軍は反攻に転じた。最初の冬期反攻である──
付録ゲームは赤軍最初の冬期反攻を扱った『レッド・タイフーン』。「ドイツ装甲軍団」シリーズ第4作で、両軍のロジスティクス的制約を再現する「行動ポイント」の概念が追加されています。
「行動ポイント」は毎ターン両軍をフォーメーション単位で行動を規制するルールです。当然、攻撃側たるソ連軍は次第に減少し、ドイツ軍は増えていきます。また蓄積も可能なので、いかに無駄なアクションを控えて必要な時、必要なだけ補給を投入できるか? を考えさせることで、駒さばきに終始しがちな「ドイツ装甲軍団システム」に展開の幅を持たせているのです。
ゲーム・デザイナーは『スモレンスク攻防戦』が高い評価を受けている平野茂氏。本作をプレイすれば、何故赤軍最初の冬期反攻が頓挫したのか、またドイツ軍はしのぐことができたのかを理解できるでしょう。
■コンポーネント
◇ 『レッド・タイフーン』マップ/A1(フルサイズ) 1枚
◇ カウンターシート/179個(12.5mm) 1枚
◇ ルールブック/8ページ
特集は「ゲームで見る赤軍史」。最初に「作戦」を定義づけた赤軍は、どのようにして生まれ、そして成長していったのか、赤軍の特徴を描いたゲームを紹介しつつたどっていきます。
また、赤軍にとって最初の冬季反攻となった1941年から42年にかけての戦いを、ヒストリカル・ノートと最新資料に基づく詳細なリサーチで検証。付録ゲームをプレイする上で大いに参考となるはずです。
そして前号に引き続いてリプレイを収録。両軍ともに甘いプレイが許されないゲームですが、リプレイを読めば初対戦でも戸惑うことはないでしょう。
CONTENTS
■特集:ゲームで見る赤軍史
●ヒストリカル・ノート:冬のアイロニー (大木 毅)
●巻頭コラム:赤軍は作戦級の父である (鹿内 靖)
●ゲーム紹介:冬の危機 赤軍大反攻1941-42 (山内克介)
●付録ゲーム・リプレイ:赤い台風を起こすために (編集部)
■ゲームレビュー
●『NO RETREAT!』
●『Shifting Sand』
●『新選組始末記』
■新連載
●意志の勝利 『オンスロート』
■連載&不定期連載
●ASLプレイ研究「Last Ditch for ASL」 (鈴木拓也)
●コーカサス通史 第1回 民族の十字路 (高貫布士)
●『ヒトラー電撃戦』研究記事「電撃戦指南」 (F男)
●「本からゲーム ゲームから本へ」 (桂令夫)
●「PC SIMULATION GAMERS」 (徳岡正肇)
他、好評連載など