【付録ゲーム】
ホワイト・デス (フランク・チャドウィック)
ソ連の冬期反攻を迎え撃つドイツ軍
「北のスターリングラード」ヴェリキエ・ルーキの死闘
◆ユニット(12.5mm角) | ||
◆マップ(A1判) | ◆プレイ補助シート(3枚) |
1942年11月、東部戦線における赤軍二度目の冬季反攻は、ドイツ軍を窮地に追い詰めた。北方でも、ソコロフスキーのカリーニン正面軍右翼で、第3打撃軍がヴェリキエ・ルーキを攻撃した。
対するドイツ軍の戦力は、疲弊した2個師団と後方保安部隊のみ。しかも戦線は途切れがちで、スキー部隊による警戒でどうにか補っている有様だった。だが、ドイツ軍には重要なアドバンテージがあった。数カ月を費やし、ヴェリキエ・ルーキを要塞化していたのである!
一部で高評価を得ながらも、発表当時としては独創的すぎる独自のインパルス・システムを用いたゲーム・システムと、制作側のフォロー不足により正当に評価されることのなかったGDWの作戦戦術級ゲーム『ホワイト・デス』が、今回プレイアブルなコンポーネントで復活しました。
ルールは少々難解ですが、本誌記事にて丁寧にサポートしています。巻頭のイントロダクション・ガイド、そしてリプレイをお読みいただければ、すんなりとプレイに入れることでしょう。
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COMPONENT
◇ 本誌80ページ(カラー16ページ) | ◇ ルールブック 1冊(24ページ) | ◇ A1判マップ 1枚 | ||
◇ カウンターシート 2枚(12.5mm角) | ◇ プレイ補助シート 3枚 |
※今号付録のカウンターシートには、『ホワイト・デス』に加え、第95号『JUNE - AUGUST '44: The Struggle for Normandy』の連合軍の戦闘補給マーカーの修正カウンターが付いています。
CONTENTS
■特集:ホワイト・デス:ヴェリキエ・ルーキの戦い
●『ホワイト・デス』ノススメ:INTRODUCTION GUIDE FOR "WHITE DEATH" (松谷健三)
●もう一つの悲劇──ヴェリキエ・ルーキの死闘 (大木毅)
●付録ゲーム『ホワイト・デス』キャンペーン・ゲーム・リプレイ Bloody Front: WHITE DEATH 流血戦線 ホワイト・デス (山内克介)
■関連ゲーム紹介
●『ヴェリキエ・ルキ攻防戦』:師弟対決!? 『ホワイト・デス』vs『ヴェリキエ・ルキ』 (山内克介)
●『スエズ '73』:『ホワイト・デス』唯一の続編とその終焉 (山内克介)
■HOW TO PLAY海外ゲーム
●THE FIRES OF MIDWAY (鈴木拓也)
●『ハンニバル』をプレイしよう! (谷川高行)
■コラム
●最終回:わたしとゲームデザイン (鈴木銀一郎)
■プレイ・レポート&イラストコラム
●『装甲擲弾兵』シリーズ百人組み手 第3戦 「ポレウォエ」@東部戦線 (高原武志)
●装甲擲弾兵シリーズ■甲鉄の紳士録(4) (M.WOLVERINE)
■新連載
●魁!コマンド士官学校 第1回「作戦」とは何か? (文:大久保城治/絵:かねこ統)
●私が愛した積み木ゲーム列伝(1)ロンメル・イン・ザ・デザート (水池真彦)
■リプレイ
●サークルの看板と男の誇りを賭けた戦い (岩永秀明)
■新作ゲーム紹介
●ジュビリー作戦
●オブジェクティブ:キエフ/ターゲット:レニングラード
●INVASION:Pearl Harbor
●フォリオゲームシリーズ
■連載&不定期連載
●ユニットよもやま物語 (生駒望人)
●復活! 男泣き戦争映画塾 (山内克介)
●ゲームから本へ、本からゲームへ (桂令夫)
●戦史無駄ばなし (大木毅)
●ええゲーム発掘隊 (じんぼ ただとし)
●日本の戦歴2 (堀場 亙)
●地中海戦史 (八木田和男)
●最終回:ぶらりゲーマー亜細亜を行く (田村 寛)
●ゲーム通信(BOARDWALK) (斉藤洋一)
●ゲーム・ルールQ&A/COMMANDERS' CALL
●空想科学盤上遊戯の世界 (いしだ たかし)
●PC SIMULATION GAMERS (徳岡正肇)
●ハンプトン・ローズの海戦 (市川定春)