■コマンド:タクティカルコンバットシリーズ

コマンド:『IMPERIUM』

コマンド:『TANKS+』表紙

IMPERIUM
Empires in Conflict: Worlds in the Balance

発売日:2019年9月20日(初版)/2022年10月15日(2刷)
定 価:本体6,000円+税

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IMPERIUM (インペリウム)Empires in Conflict: Worlds in the Balance
(ゲームデザイナー:Marc W. Miller)

 

 『インペリウム』は1977年に出版された傑作SF戦略ゲームです。ゲーム・システムとしての面白さだけではなく、ストーリー性や世界観も、40年以上が過ぎた今でも色あせることがありません。

人類が宇宙に進出した時、そこは既に星間帝国──インペリウムの領土だった。
「文明の衝突」は宇宙でも避けられなかったのである。

『インペリウム』は宇宙に進出し始めた人類と、大星間帝国との間の宇宙戦争をテーマにしたウォーゲームです。帝国は強大ですが地球に対峙しているのは辺境の一部。帝国軍プレイヤーは辺境軍司令官として、限られた予算、限られた戦力で地球軍と戦わなければなりません。一方の地球軍プレイヤーは優れた宇宙艦を用いて敵の侵攻を食い止めつつ、勢力を拡大し、戦略的な主導権を掌握する必要があります。

ゲームは数次、あるいは数十次にわたる戦争を繰り返すことで決着がつきます。1回の戦争中、プレイヤーは宇宙艦隊を建造し、整備し、敵の星系に攻め込み、艦隊戦を行います。敵艦隊を撃破できれば惑星を爆撃し、地上部隊を降下させて星系の支配を目指します。そして自軍の前哨基地を設置し、支配星系を拡大していきます。

 1回の戦争の勝敗は、地方長官たる帝国軍プレイヤーの功績で判定します。戦争が終わると一時的な平和の期間が訪れ、その間に両軍は旧式化した宇宙艦を退役させ、新たな宇宙艦を建造し、次の戦争に備えます。そうして戦争を繰り返し、敵勢力をこの宙域から一掃することを目指すのです。

 

コンポーネント全体 『IMPERIUM』コンポーネント全体

マップの一部 『IMPERIUM』マップの一部

マップ全体 『IMPERIUM』マップ全体

ゲームのイメージ 『IMPERIUM』ゲームのイメージ

『IMPERIUM』駒

※本作はGDW社/HJ社から発売され、後に改訂が施された第2版の日本語版です。


COMPONENT

  • ◇A2判ゲーム・マップ

  • ◇15mm角駒シート4枚(計400個)

  • ◇6面体ダイス2個

  • ◇ルールブック1冊

  • ◇チャート2枚

  • ◇ターンシート1枚

プレイ人数と時間

  • プレイヤー数=2人

  • プレイ時間=60〜180分(キャンペーンでは戦争を繰り返します)

2刷での修正/変更点

2刷のルールブックでは、以下を修正/補足しています。

■初期配置(3.2)についてのエラッタが訂正されています(Q&A参照)。
■P12に次の補足を追加しています。
7.14.3補足: 防御側が地上部隊以外のユニットを全て前に出してもまだ攻撃側の地上部隊が余るなら、攻撃側は余っている地上部隊を自由に防御側のユニットに割り当てることができます。1つのユニットに割り当てられる攻撃側地上部隊の数に制限はありません。
■8.6.1の最後に以下の一文を追加しています。
補足:このように、ワールドを戦争が終わるまで無力化した状態におくことを、「ワールドを征服する」と言います。
■9.3に次の補足を追加しています。
勝敗ラインを表す帝国軍勝利/地球軍勝利マーカーを、第4ターンにトラックの1と9に置き、以後毎ターン動かしてください。
■P14に次の補足を追加しています。
9.3補足: 第4ターン終了時、功績ポイント1以下なら帝国敗北、9以上なら勝利になります。同様に、第5ターン終了時なら功績ポイント2以下で帝国敗北、8以上なら勝利です。戦争は最長で第8ターンまでで、第8ターン終了時に功績ポイントが5であれば、帝国の敗北です。

※コンポーネントについて(10/12更新)

■初版では同じチャートが2枚入っていたところを、2刷りでは異なるチャートを各1枚で計2枚に変更しています。
■表面加工:外箱をエンボス加工に変更しています。

注意事項

■ 2刷の駒シートの仕様について(2022年10月17日)
『インペリウム』の増刷(2刷り)で駒シート(4枚)の表面加工が統一されておらず、コートとエンボスが混ざっている場合があることが判明いたしました。出荷前の抜き取り検査では見つかりませんでしたが、購入された方からのお知らせで検査数を増やした所、事実であることを確認いたしました。

しかしながらこの違いについては、ゲームのプレイにおいては支障はないため、誠に申し訳ございませんが仕様とさせていただきます。

なお、今回の問題は工場の製造工程に起因しておりますため、工場側と代替部品の調達について協議いたします。協議の結果、交換が実施可能となりました場合には、改めて告知させていただきます。また今後同じようなことのないよう、製造品質の管理方法については見直してまいります。
■ 『インペリウム』の駒シートに関しまして(2022年10月25日)
駒シートの表面加工でコートとエンボス(布目)が混在している商品がある件につきまして、製造した中国の工場より交換用部品の調達の目処が付きました。現在まだ製造中ですが、部品が到着し品質を確認次第、交換方法についてお知らせさせていただきます。

なお原因ですが、電力逼迫による操業抑制と度重なるロックダウンの影響とのことでございました。現地側とは、製造時のミスを防止する方法について話し合い、今後の品質管理の方法について見直しいたしました。今後同様のことがないように細心の注意を払ってまいります。

お知らせ

■ 『インペリウム』駒シートの交換について(2023年1月11日/更新 同11月29日)

『インペリウム』の駒シートの表面加工が、コートとエンボス(布目)の混在となっている分について、コートからエンボスへのシートの交換を受付いたします。希望者は下記のメールフォームよりご連絡ください。

なお、お問合せの際、交換品のお送り先(郵便番号、住所、受取人のお名前、電話番号)と、駒シートNo.1〜4のいずれが交換希望かをご記載いただけますと幸いです。

交換申込みフォーム
http://www.kokusaig.co.jp/k2-inquiry/

駒シートの交換受付期限:2023年12月31日まで

Q&A

■【訂正/追加】[3.2]帝国軍の初期配置
惑星防衛システムの配置数は3です。※2刷では修正されています。

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