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■シミュレーションゲーム専門誌■【Command Magazine(コマンドマガジン) 】「コマンドマガジン別冊 第7号『シチリア撤退作戦』」コマンドマガジン別冊 第7号

『シチリア撤退作戦』

 

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■Operation Husky(スティーブ・ボーン)

 

1943年の連合軍によるシチリア上陸作戦を大隊規模で再現した作戦級ゲーム。シンプルなルールながら熟考を要するゲーム・システムで、プレイヤーは自分の作戦的手腕を発揮することができます。

■エラッタ/Q&A

●エラッタ
ルールブックには特に記載されていませんが、マップ上にヒストリカルシナリオ用のユニット配置記号が記されています。
ヘクス0805/0905に配置されるのは配置記号通り「Assiet」師団です(Group DとなっていますがBの誤りです)。
ヘクス1218/1318にまたがるようにユニットらしきものが印刷されていますが、ゲームには特に関係ありませんので、無視してください。
イギリス軍第50師団の配置記号のみ「Dx3」「Dx6」となっていますが、それぞれ「D」の記号は無視してください。また、枢軸軍、アメリカ軍の師団分割ボックスに表示されている師団統合マーカー例には数値が記されていますが、実際のマーカーには記されていません。オリジナル版で移動力を表す数値だったのですが、スタックの内容によって移動力が変化するため、日本版のマーカーでは数値を削除しました。そのため、ボックス内のマーカーの数値は無視してください。
ヘクス0320の町(Barcellona)は0319の間違いです。0319に初期配置されるTG(3-2)は、この町の守備隊賭して配置されます。
ドイツ軍の装甲擲弾兵大隊の一部に、対戦車能力を示すカラーバンドがないユニットがありますが、これはこれで正解です(兵科としては「装甲擲弾兵」であり、自動車化されてはいましたが、対戦車戦闘力が劣っていた部隊です)。

 

●Q&A

Q:両軍に与えられる20IPは、各ターンごとの数値ですか、それとも各インパルスごとの数値ですか。また、その20IPは、ドイツ軍とイタリア軍、アメリカ軍とイギリス軍の4軍にそれぞれ与えられるのですか。

 

A:各ターンの第1〜第3インパルスに、両軍にそれぞれ20IPずつ与えられます。各軍につき20IPではなく、枢軸軍に20、連合軍に20IPが与えられます。それぞれの陣営内でのIPの配分は自由です。

Q:ドイツ軍の対戦車修正は攻撃時にも使用できるのでしょうか。また砲兵による修正は防御時に適用されないのでしょうか。

 

A:ともに適用されません。(ドイツ軍の修正はあくまで「対戦車修正」です。)

Q:混乱したユニットを放置することはできますか。

 

A:できません。第1〜第3インパルス開始時に自軍に混乱したユニットがあった場合、IPを消費して、まずそれらを回復させなければなりません。

Q:マップ上に0221ヘクスが存在しません。ルール上では8.5に、そのヘクスがあるように書かれているのですが。

 

A:ルールの方の間違いで、0221→0220として扱ってください。

Q:ルール9.12の機甲修正は、都市、町、陣地がある平地、荒地に対しても適用されるのでしょうか。

 

A:適用されます。

Q:ルール9.13の急襲は、ルール上では3ユニット以上となっていますが、「戦闘結果表と各種修正」では2ユニット以上になっています。

 

A:ルールが正解で、「3ユニット以上」です。

Q:戦闘結果表と各種修正の戦闘に関する修正、ダイスの目に関する修正の上限及び下限は、最終的にそうあれば途中でいくら修正があってもいいのでしょうか。

 

A:その通りです。

Q:勝利条件で、「13ターン終了時に枢軸軍がメッシナを保持していたが、17ユニット以下しか撤収できなかった場合」は、どうなりますか?オリジナルにも表記がないのですが、やっぱり引き分けですかね。

 

A:やはり、引き分けと見なすべきだと判断しました。日本語ルール製作の際、「引き分け」の記述を加えるべきでした……。