◆将門記〜承平天慶坂東大乱〜(中嶋真)
◆『将門記』マップ(A2サイズ)
◆『将門記』マップ拡大
地域は陣営別に区別が付けやすいように色分けされている。
プレイしやすさは格段に良くなった。
◆『将門記』ユニット(表)
コマンドラインナップでは初めてお目見えする25mmカウンター
◆『将門記』ユニット(部分)
登場武将(総勢40名)の顔は全員違う。
■ゲーム
★時は平安、太平の世に平将門の乱が勃発★
九三五年(承平五年)、当時「坂東」と呼ばれていた関東地方で豪族の内紛が勃発しました。当初は土地を巡る小規模な争いでしたが、やがて朝廷をも巻き込み、戦火はまたたく間に拡大。九三九年には平将門が新皇〈新しい帝〉を名乗り、朝廷に反旗を翻すに及んで、日本を揺るがす一大事となりました。
平安貴族が武士の力に初めて恐れおののいた平将門の乱を、このゲームで追体験してください。
『将門記〜承平天慶坂東大乱〜』は、この平将門の乱をいわゆる『太平記』システムで再現したシミュレーションゲームです。今回、商品化するに当たって、ユニットとマップを大型化し、遊びやすさに重点を置いています。
★あらたなる挑戦 コマンドベーシック★
「遊びやすさ」「わかりやすさ」「求めやすさ」……興味はあるけど難しそう。ルールや用語が複雑で理解できない。テーマにしている戦争の事がよく分からない。とにかくマニアックetc.etc.. シミュレーションゲームには、一度はまってしまえばやみつきになる魅力がありますが、その反面敷居が高く、以上のような理由からプレイもせずに敬遠されているかもしれません。ですが、ドイツ系ゲームを中心に幅広い裾野を持つ「ボードゲーム」というジャンルが確立し、活況を呈している今、我々シミュレーションゲーマーからも自信をもって初心者にお勧めできるゲームを作りたい。そういう狙いから誕生したのが、今回の『将門記』を第一弾とするコマンドベーシックです。大きく秀麗なカウンター(25mm角)、プレイしやすさを追求したゲームマップ、ルールブックには詳細なヒストリカルノートと、ふんだんに図解を入れてゲームの流れを説明した簡易リプレイが収録されていて、理解しやすさを第一に考えられています。値段も破格の2520円。まずは気軽に手にとって、力を抜いてプレイしてみましょう。
初めての人に──
歴史シミュレーションゲームとは?
ボードと厚紙の駒を使って様々な歴史の事件を追及し、当事者の立場になって解決法を探す。それが歴史シミュレーションゲームです。ゲームの舞台となるボードには歴史的事件が起こった場所の地図が描かれています。その事件で活躍した人物や兵隊、組織などは、厚紙の駒で抽象的にあらわされます。プレイヤーはそれぞれ、事件の当事者となって配下の武将や兵隊を指揮し、相手を打ち負かして勝利を目指します。ゲームを通じて歴史を体験する。それが歴史シミュレーションゲームの世界なのです。
■コンポーネント
マップ/A2(ハーフサイズ)1枚
カウンターシート/70個×1枚(25mm角)
ルールブック/16ページ(歴史解説5ページ、ルール7ページ、図解説明4ページ)
Q.1:平将門(表)と平貞盛(裏)の1戦力自動徴収は地域の支配状態に関係なく出来るのか。
A.1:はい、可能です。ルール解説リプレイ「第一ターン〜終了」の説明と結果は誤りです。この例の時、武蔵では通常の2戦力+追加自動徴集1戦力=3戦力の伴類が徴集されます。
Q.2:上記の自動徴収した1戦力は平将門、平貞盛が上限まで率いていた場合、同じ地域の武将に率いさせる事は可能か。
A.2:はい、可能です同地域の他の武将に率いさせる事が可能です。