コマンドマガジン別冊 第7号
『シチリア撤退作戦』
■Operation Husky(スティーブ・ボーン)
1943年の連合軍によるシチリア上陸作戦を大隊規模で再現した作戦級ゲーム。シンプルなルールながら熟考を要するゲーム・システムで、プレイヤーは自分の作戦的手腕を発揮することができます。
Q:両軍に与えられる20IPは、各ターンごとの数値ですか、それとも各インパルスごとの数値ですか。また、その20IPは、ドイツ軍とイタリア軍、アメリカ軍とイギリス軍の4軍にそれぞれ与えられるのですか。
A:各ターンの第1〜第3インパルスに、両軍にそれぞれ20IPずつ与えられます。各軍につき20IPではなく、枢軸軍に20、連合軍に20IPが与えられます。それぞれの陣営内でのIPの配分は自由です。
Q:ドイツ軍の対戦車修正は攻撃時にも使用できるのでしょうか。また砲兵による修正は防御時に適用されないのでしょうか。
A:ともに適用されません。(ドイツ軍の修正はあくまで「対戦車修正」です。)
Q:混乱したユニットを放置することはできますか。
A:できません。第1〜第3インパルス開始時に自軍に混乱したユニットがあった場合、IPを消費して、まずそれらを回復させなければなりません。
Q:マップ上に0221ヘクスが存在しません。ルール上では8.5に、そのヘクスがあるように書かれているのですが。
A:ルールの方の間違いで、0221→0220として扱ってください。
Q:ルール9.12の機甲修正は、都市、町、陣地がある平地、荒地に対しても適用されるのでしょうか。
A:適用されます。
Q:ルール9.13の急襲は、ルール上では3ユニット以上となっていますが、「戦闘結果表と各種修正」では2ユニット以上になっています。
A:ルールが正解で、「3ユニット以上」です。
Q:戦闘結果表と各種修正の戦闘に関する修正、ダイスの目に関する修正の上限及び下限は、最終的にそうあれば途中でいくら修正があってもいいのでしょうか。
A:その通りです。
Q:勝利条件で、「13ターン終了時に枢軸軍がメッシナを保持していたが、17ユニット以下しか撤収できなかった場合」は、どうなりますか?オリジナルにも表記がないのですが、やっぱり引き分けですかね。
A:やはり、引き分けと見なすべきだと判断しました。日本語ルール製作の際、「引き分け」の記述を加えるべきでした……。