1945年2月。世界中を大火に包み込んだ大戦も終結に向かおうとしていた時期、西部戦線の連合軍はドイツの息の根を止めるべくアメリカ第9軍に北部での攻勢に出る命令を下した。
「グレネード作戦」と名付けられたこの攻勢は、消耗しきったドイツ軍の戦線を突破し、ライン川に架かる橋を確保の後、ドイツ領へなだれ込むことで第二次世界大戦の終結を決定的なものにする目的を果たすものだった。
【付録ゲーム】
『グレネード作戦』(ジョセフ・M・バルコスキー)
『グレネード作戦』は、1945年2月、ドイツのラインラント方面において、アメリカ第9軍が行った攻勢をシミュレートした作品です。1ターンは、実際の1日に相当し、1ヘクスの対辺距離は、実際の約3.8kmに相当します。
本作は、かつてSPIから発売され、日本ではHJ社からライセンスもされた「西部戦線の勝利」シリーズの1作ですが、コマンドマガジンの付録版では、単体ゲームとしてのわかりやすさを重視して、シリーズ用のスタンダードルールと、追加ルールに分かれていたものを1冊に再編集しています。さらにカウンターサイズも15mmに変更し、マップもそれに合わせて大きくしたため、プレイアビリティが向上しました。
また、大戦末期の本作戦を含む状況を解説するため、大木毅氏による最新の情報を含んだ歴史ノートを掲載。
知る人ぞ知る作品を、歴史的資料の考察とゲームプレイの両面からご堪能ください!
ゲームスケール
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1ターン=1日
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1ヘクス=3.8Km
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1ユニット=大隊、連隊、旅団
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プレイヤー数=2人
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プレイ時間=240分程度
内容物(雑誌除く、全付録分)
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駒280個 (15mm角)
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マップ1枚(A1判)
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ルールブック1冊(16頁)
CONTENTS
本誌 76ページ(フルカラー)
■特集
- ● 西方の決壊――グレネード作戦(大木毅)
- ● 【リプレイ】絶望と希望の狭間で(山内克介)
■NEXT ISSUE
- ● 次号予告 バトル・フォー・ロシア
■READ & PLAY
- ● 侵攻戦線の勝利(山内克介)
- ● WARFIGHTER WWII(樽井英晃)
- ● はじめての関ヶ原 『戦国兵棋・関ヶ原』(千波躍人)
- ● 太平洋戦役の異端児〈後編〉(岩永秀明)
- ● Festung Europa(諸岡幸治)
■WAR HISTORIES
■COLUMNS
- ●ゲームから本へ 本からゲームへ(桂令夫)
- ●復活! 男泣き戦争映画塾(山内克介)
- ●ユニットよもやま物語 (文/生駒望人 イラスト/速水螺旋人)
- ●忘却の戦史(堀場亙)
- ●野獣げぇまぁ拡大版(徳岡正肇)
■NEW COMERS
●新作ゲーム情報
DOWNLOAD
『グレネード作戦』チャート(カラー版)(ファイル形式:JPG、サイズ3.1MB)
[2017.02.10 UPDATE!!]
ユーザー名: | CMJ133 |
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パスワード: | 『グレネード作戦』のルールブックで14ページの左段、一番下の行に登場する数字とアルファベット(スラッシュ「/」を除く)を左から5文字、全てを半角小文字で間を空けずに入力してください。 |