『鉄十字の軌跡』出版記念トークセッション開催
「コマンド・マガジン」誌上でもお馴染みの大木毅先生が「シミュレイター」に連載されていた「鉄十字の足跡」を中心に、歴史雑誌に発表された原稿が単行本にまとめられます。一部は発表から四半世紀が経過しており、その間の新発見、新解釈などは注釈の形でフォロー。また、単行本書き下ろしの記事(ゼーロフ高地の戦い)も用意。戦史ファンにはたまらない内容に仕上がっています。
また、各稿のテーマに合わせたゲーム紹介を鹿内靖氏が執筆。例えば、1944年ウクライナでの第1装甲軍の包囲からの脱出を描いた「マンシュタイン最後の栄光」では、同テーマを描いた作品である『クライシス・イン・ジ・ウクライナ』『ケッセルシュラハト』そして『ウクライナ'44』を取り上げ、その戦場における軍事的テーマがいかにゲームで再現されているかが語られています。
この『鉄十字の軌跡』出版を記念して、来る7月17日と18日にイベントを開催します。17日は午後から著者お二人によるトークセッション(司会は高梨俊一氏)、18日はゲーム・コンベンション。参加費は無料ですが、当日会場で『鉄十字の軌跡』をご購入される方30名限定となります(事前申し込み制)。お申し込み方法が決まり次第告知いたします。会場は中野サンプラザ(http://www.sunplaza.jp/)です。
※誌面は制作中のもので、変更になる可能性があります。
(2010/04/14更新)