第92号予告では『フライング・タイガース』になっていた第94号の付録ゲームですが、何と『ビルマ電撃戦』と『フライング・タイガース』の2in1になります。

 

『ビルマ』は1942年1月から5月上旬までの日本軍によるビルマ侵攻を全9ターンで再現する作戦級ゲーム。連隊／旅団／師団（国民党軍）規模で、ユニット数は少ないものの複数の戦線が形成され、またプレイヤーに戦略的な思考を要求するゲームになっています。

 

テストプレイ用マップに「The Burma」とあるのは、本作がWaW第3号『ザ・バルジ』と同じシステムを用いているため。戦闘前移動フェイズ、移動フェイズ、戦闘フェイズというシークエンスで弱ZOC、デフェレンシャル（戦力差）式の戦闘結果表を用いています。

 

『フライング・タイガース』は同時期のビルマ航空戦を描いたゲームで、日本陸軍航空隊とAVG──アメリカ合衆国義勇軍との戦いに焦点を当てています。エリア式のマップを用いたアブストラクトな航空作戦ゲームになっています。

 

（2010/06/02更新）