創刊号のゲームは、『新選組始末記 〜鴨川血風録〜』。幕末の京都を舞台に、新選組をはじめ維新の志士たちが活躍します。デザイナーは『太平記』で著名な中嶋真。チャンバラ的要素を持たせつつ、当時の京都での佐幕派と勤王派の勢力争いを盤上に再現。昏迷の時代を体感できることでしょう。
解説書では、当時の歴史概要はもちろん、登場する全ユニットの人物解説など、時代を深く知る記事が充実しています。また、鈴木銀一郎、大木毅という豪華執筆陣の歴史コラムも掲載。フルカラーのルールブックには速水螺旋人によるコミック解説がついて、直感的な理解が可能です。
ゲームはブリスターにてパッケージされていますので、コンポーネントの一部を直に見ていただくことができます。
ウォーゲーム日本史 第1号
『新選組始末記 〜鴨川血風録〜』
価 格:2,800円(本体価格)+税
発売日:2009年3月20日
判 型:A4判変形(297x255x16mm)
ISBN:978-4-434-12878-3 C2321
『新選組始末記 〜鴨川血風録〜』
ゲームデザイン/中嶋真(『太平記』『信長公記』)
《盤上に再現される幕末の京都を巡る死闘》
▲マップ(拡大) | ||
▲マップ(B3/全体) | ▲ユニット(20mm) | |
※クリックで拡大画像を見ることができます。 |
プレイヤーは佐幕派(新選組)と勤王派に分かれ、幕末京都の支配権を争います。佐幕派プレイヤーは近藤勇の立場で新選組を指揮し、土方歳三や沖田総司といった有名な隊士を率いて倒幕を企図する浪士の駆逐を目指します。一方の勤王派プレイヤーは、薩摩、長州、土佐など有力藩の勤王志士をまとめ、新選組の襲撃をかわし、時には逆襲し、影響範囲を広げていきます。1ターンは半年、エリア支配の戦略性と新選組vs勤王志士の剣戟という戦術性を同時に楽しめるゲームです。
新選組ファンはもちろん、日本史ゲーム・ファンにも満足できる内容に仕上がっています。また付属の解説書を読めば、ゲームをより深く楽しむことができるでしょう。
【歴史概要】
●新選組の興亡 〜幕末京都事件帳〜(中嶋真)
盤上で再現する新選組最大の戦い〜ゲーム『新選組始末記』では池田屋騒動はこう描かれる
【連 載】
●ヒゲの大佐の「対決の日本史」(鈴木銀一郎)
「チェインジ」の時代の若者代表〜坂本龍馬と土方歳三
【人物紹介】
●葵が菊に変わるだけ〜『新選組始末記』京洛幕末志士列伝(中嶋真)
●幕末京都殺人案内〜『新選組始末記』観光ガイド(中嶋真)
【コラム】
●不実な美女に捧げる花束(大木毅)
【ゲーム】
●『新選組始末記』ルールブック(イラスト/速水螺旋人)
その他、コンテンツが満載!!
- 新選組陣中日誌 『新選組始末記』対戦報告&作戦研究(ファイル形式:PDF、サイズ:1.1MB)[2009.04.20 Update!!]