年末の風物詩、忠臣蔵がゲームになりました。吉良邸討ち入りの夜を再現しており、プレイヤーは吉良方と赤穂浪士を担当します。
駒はなんと1個1人で、総描き下ろし!「大石内蔵助」をはじめ、「堀部安兵衛」「清水一学」などなど四十七士+吉良家の要人たちが美麗イラストで勢揃いです。
マップには吉良邸の全景が描かれています。戦術級らしく、交互に1スタックずつ動かし、双方がパスするか全駒1回ずつ動かし終わったらターン終了。2時間4ターンしかない上に、赤穂浪士の勝利条件は吉良上野介の討ち取りのみなので、一気に方を付ける気持ちで攻め入らねばなりません。
移動力は、吉良方が無制限で、赤穂浪士は12マス。吉良方のほうが、機動性を与えられています。戦闘力では赤穂浪士に敵わないので、機動力と入り組んだ屋敷の間取りを活用し、注意深く浪士たちを迎え撃つことが必要です。
戦闘は、サイコロ判定のみ。スピーディーなため、チャンバラの爽快感を得られることでしょう。
短期決戦の赤穂浪士と、周到さが求められる吉良家。どちらでプレイしても白熱した勝負になること間違いなしです。
ウォーゲーム日本史 第4号
『討入忠臣蔵 〜元禄太平記〜』
価 格:2,800円(本体価格)+税
発売日:2009年12月20日
判 型:A4判変形(297x255x16mm)
ISBN:978-4-434-14015-0 C2321
『討入忠臣蔵 〜元禄太平記〜』
ゲームデザイン/中嶋真(『太平記』『英仏百年戦争』『新選組始末記』)
《戦術級忠臣蔵ゲーム登場、討ち入りの夜を盤上に再現》
赤穂浪士は本懐を遂げられるのか?吉良家は上野介を守りきれるのか?
▲マップ(B3/全体) | ||
▲マップ(拡大) | ▲ユニット(20mm) | |
※クリックで拡大画像を見ることができます。 |
かつては年末の風物詩だった「忠臣蔵」。人間味溢れるエピソードの数々は、日本のお茶の間の涙を誘いました。その忠臣蔵がゲームになって登場します。プレイヤーは赤穂浪士か吉良家を担当し、討ち入りの夜の吉良邸で、死力を尽くして戦うのです。
四十七士のカウンターは、全種描き下ろし。表門と裏門から討ち入り、上野介を捜して討ち果たそうとする浪士たち。邸内の障害物を活かして防ぐ吉良方郎党。1人1ユニットで戦う爽快なチャンバラゲーム!
デザイナーは2008年チャールズ・ロバーツ賞プレ20世紀部門最優秀作品賞を受賞した中嶋真氏。受賞後期待の新作です!
■四十七士のカウンターは、全員描き下ろし!!
『討入忠臣蔵〜元禄太平記〜』お役立ちカウンター(ファイル形式:PDF、サイズ:1.5MB)[2009.12.21 Update!!]
●32ページフルカラー解説書(ルール8頁)
●マップ1枚(B3)
●カウンターシート1枚(20mm・80個)
●収納用チャック付ポリ袋
●サイコロ2個
※コンポーネントはブリスターパックに収納されています。
【歴史解説】
●打ち合わせ忠臣蔵(中嶋 真/潮 知江)
──議長大石内蔵助
【連 載】
●ヒゲの大佐の「対決の日本史」(鈴木銀一郎)
〜最初のバブル期 元禄という時代が生んだ人々
【歴史資料】
●忠不忠伊呂波名簿(中嶋 真)
『討入忠臣蔵』登場人物列伝
【ゲーム指南】
●四十七人の刺客と準備なき籠城戦
【コラム】
●忠臣蔵映像ガイド(山内克介)
●この間の遺恨?(大木 毅)
【ゲーム】
●『討入忠臣蔵 〜元禄太平記〜』ルールブック(8頁)
その他、コンテンツが満載!!