戦国時代の転換点となった、長篠の戦いをゲーム化!
武田軍による長篠城包囲から、設楽原での全面対決までを1時間で再現!
父・信玄の遺志を継ぎ、西進を続ける武田勝頼は、長篠城を包囲した。自国存亡の危機に面した家康は、援軍を率いた信長と共に設楽原に馬防柵を張る。鉄砲による新戦術と、最強を誇る武田騎馬隊、軍配はどちらに上がるのか?
今までのウォーゲーム日本史は、解説書とルールが一体化していましたが、今回から、ルールを4頁の別シートに纏めました。
そして、誌面には史実の流れとチュートリアル記事が登場。初めての方にも分かりやすくルールを解説しており、ゲームの流れがすんなり理解できることと思います。
また、デザイナーによる製作ノートでは、どのように歴史的要素が盛り込まれているかが述べられており、プレイの際にゲームへの理解がさらに深まることでしょう。
巻末には鈴木銀一郎による、「長篠の戦いに関する一考察」を掲載。信長の鉄砲戦術は、いつ、どのように完成したのか? 軍事的見地から、戦場における鉄砲の役割の変化が語られます。
よりゲームへ深くアプローチした第7号を御笑覧あれ!
ウォーゲーム日本史 第7号
『長篠・設楽原合戦』
価 格:2,800円(本体価格)+税
発売日:2010年9月20日
判 型:A4判変形(297x255x16mm)
ISBN:978-4-434-14828-6 C2321
『長篠・設楽原合戦』
ゲームデザイン/じんぼただとし
《勝つのは精鋭武田騎馬軍団か? 鉄砲部隊を擁する徳川・織田連合軍か?》
▲『長篠・設楽原合戦』マップ(B3/全体) |
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※クリックで拡大画像を見ることができます。 |
戦場を支配するのは火力か? 機動力か?
このゲームは長篠城・鳶ヶ巣砦だけでなく、その北の医王寺、そして設楽原の西側、黄金ヶ原・茶臼山までをマップの範囲とし、城攻めと合戦の両方を要素として組み込みました。
武田軍は機動力を活かして長篠城の包囲・落城と敵軍の撃破を狙い、対する連合軍は潤沢な兵力と火力によってそれを阻止します。
カードを使って自軍ユニットを動かしていきますが、一枚のカードには両軍のイベントが書いてあります。手札から逆算することで相手のカードをある程度読みつつ、戦術を組み立てていくことが重要です。
ポイントとなるのはやはり長篠城。長篠城は一定損害を受けないと落城しませんが、その耐久力はプレイごとに変化します。このシステムは双方の攻撃のタイミングにも影響を与えることでしょう。
限られた時間の中で、どのように守り、攻めるのか。「時宜を読む」ことが重要です。歴史のターニングポイントになった戦いにおける武将達のジレンマを体感してください!
●マップ 1枚(B3判)
●カウンター 80個(20mm)
●カード 3シート(30枚、カードサイズ45mm x 68mm)
●ルールブック 4頁(B5判)
●解説書 16頁
●サイコロ 2個
●チャック付ポリ袋
※コンポーネントはブリスターパックに収納されています。
【歴史解説】
●長篠・設楽原への道(堀場 亙)
なぜ武田軍は徳川・織田軍と長篠で戦ったのか? 今回のゲームの歴史背景を解説します。
【プレイの手引き】
●セットアップ&プレイ
プレイの基本的な手順を図解で説明します。
【デザイナーズ・ノート】
●長篠・設楽原合戦製作ノート(じんぼただとし)
デザイナー自身が語る、ゲームの狙いと歴史のポイント
【歴史コラム】
●長篠の戦いに関する一考察(鈴木銀一郎)
信長の鉄砲戦術の成り立ちに迫る
【ゲーム】
●『長篠・設楽原合戦』ルールブック(B5判/4頁)
その他、コンテンツが満載!!