西郷隆盛、遂に挙兵す!
明治政府が直面した最大の内戦をゲーム化
2012年3月20日で13号を迎えるウォーゲーム日本史。今号は、明治維新の功労者でもある西郷隆盛が鹿児島で挙兵した士族の反乱「西南戦争」を題材にした作品です。プレイヤーは政府軍と薩摩軍に分かれ、九州全土を転戦して雌雄を決します。
カードをリソースにして移動や戦闘を行う、ウォーゲームでは定番の「カードドリブンシステム」に、流行の『ドミニオン』に代表される、デッキ構築の要素を含んだ新感覚のウォーゲームです。地元の士族を味方に付けた神出鬼没の薩摩軍に、素早い対応を求められる政府軍。カード使いはもちろん、先を見越した戦略が勝敗を決します。
解説書には西郷軍の軍編制に関する記事の他、薩摩軍を苦しめた政府軍鎮台のあった熊本城の詳細な城割図と多くの写真を掲載。西南戦争により深くアプローチした内容です。
また、付録ゲームのコマは、イラストタイプと記号タイプの2種類が入っており、好みによって使い分けることができます。
ウォーゲーム日本史 第13号
『最後のサムライ 西南戦争』
価 格:2,800円(本体価格)+税
発売日:2012年3月20日
判 型:A4判(297x210mm)
ISBN:978-4-434-16478-1 C2321
『最後のサムライ 西南戦争』
●ゲームデザイン/砂漠のキタキツネ
《流行のデッキ構築要素を含んだ、カードドリブンシステムを採用!!》
九州全土を舞台に、北へ向かう薩摩軍と反乱鎮圧を試みる政府軍の死闘を戦略規模で再現している作品が本作です。
カードをリソースにして移動や戦闘を行う、ウォーゲームでは定番の「カードドリブンシステム」に、流行の『ドミニオン』に代表される、デッキ構築の要素を含んだ新感覚のウォーゲームです。
カードには西南戦争で活躍した人物から連想できるイベントや、「抜刀隊」や「強襲上陸」など本戦役ならではの作戦が実行できるものが準備されています。
地元の士族を味方に付けた神出鬼没の薩摩軍に、素早い対応を求められる政府軍。カード使いはもちろん、先を見越した戦略が勝敗を決します。
ゲームのポイントとなるのが、実際に両軍を悩ますことになった「熊本城」と「田原坂」の存在。薩摩軍は熊本城の攻撃に戦力を割くか無視して北上するかの決断に迫られ、政府軍は少ない戦力でいかに時間を稼ぎ薩摩軍の進撃を止め、効率よく増援を九州に展開するかのマネージメントに悩まされることでしょう。
●マップ 1枚(B3判)
●カウンター 160個(15mm)
●カード 3シート(30枚、カードサイズ45mm x 68mm)
●解説書 28頁
●ルールブック 8頁
※本冊とコンポーネントはジップロックに封入されています。
[プレイ人数] 2人
[プレイ時間] 120分程度
[ソロプレイ] 適していない
【歴史解説】
●西郷軍の編成と兵力 (鈴木徳臣)
【プレイの手引き】
●『最後のサムライ 西南戦争』 リプレイ:肥薩の天地秋さびし (ウォーゲーム日本史編集部)
【歴史記事】
●中世日本の城砦:熊本城 (来栖平次郎)