南無八幡大菩薩 我が国の神明……
源氏・平氏、武士同士の一大決戦!
平安時代の末、治承4年(1180年)から元暦2年(1185年)にかけて繰り広げられた大規模な内乱(治承・寿永の乱)の、後半部分「寿永の乱」をテーマにした作品が『源平合戦─寿永の乱─』です。
壇ノ浦で源氏が平氏を滅亡させたことにより、武士政権である鎌倉幕府の成立に大きなはずみがついた戦いを源氏軍、平氏軍にわかれて再現するウォーゲームです。
果たして、平氏軍は本当に打つ手なく敗れ去ったのか? 歴史の可能性をゲームで体験下さい。
誌面には、この戦いの背景を探る歴史記事や古戦場紀行など、様々な角度から「源平の戦い」を眺めることができる記事を掲載。ゲームの背景を学ぶことができます。
また、マップは厚手の紙を使用し、ゲームのプレイ環境向上や耐久性を高めています。
ウォーゲーム日本史 第10号
『源平合戦─寿永の乱─』
価 格:2,800円(本体価格)+税
発売日:2011年06月20日
判 型:A4判(297x210mm)
ISBN:978-4-434-15675-5 C2321
『源平合戦─寿永の乱─』
●ゲームデザイン/じんぼただとし
《鎌倉幕府成立の原動力となった内乱をゲーム化!》
▲『源平合戦─寿永の乱─』 マップ(A3判) |
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※クリックで拡大画像を見ることができます。 |
『源平合戦─寿永の乱─』は、鎌倉幕府成立のきっかけとなった源氏・平氏の戦いを西は九州、東は京までの範囲でゲーム化した作品です。
ゲームは寿永2年、源義経が木曾義仲との決戦に挑む宇治川の戦いから始まり、源氏軍は平氏追討のため西へ展開します。対する平氏軍は押し迫る源氏軍をいつどのタイミングで迎え撃つかを判断し、最善の手で一門の命運を盤上に現すこととなります。
本作は好評だったウォーゲーム日本史第7号『長篠・設楽原合戦』の基本システムを採用。カードで部隊を動かし、敵を撃破して勝利を目指します。作戦構想を一変させる様々なイベントの発生、在地勢力を巧みに運用し、源義経や平知盛など指揮官に与えられた特殊な能力、逆落としや扇の的などの有名なエピソードも盛り込まれています。
プレイ時間も90分程度で終わるよう設計されており、何が出てくるかゲーム毎に変化するイベントカードや選択ルールを使用することとで繰り返しプレイしても違う展開が楽しめるような工夫が施されています。
源平の戦いをあますところなく追体験できるゲームといえるでしょう。
●マップ 1枚(A3判厚紙)
●カウンター 80個(20mm)
●解説書 28頁
●ルールブック 4頁
●カード 3シート(30枚、カードサイズ45mm x 68mm)
※本冊とコンポーネントはジップロックに封入されています。
[プレイ人数] 2人
[プレイ時間] 60分〜90分
【歴史解説】
●巻頭コラム 源平の戦い (中嶋真)
【プレイの手引き】
●チュートリアル
プレイの基本的な手順を図解つきで分かりやすく説明します。
【デザイナーズ・ノート】
●『源平合戦─寿永の乱─』 制作ノート (じんぼただとし)
ゲーム制作のコンセプトをデザイナーが語る
【歴史記事】
●治承・寿永の内乱の背景を探る (白浜わたる)
国内を2分した武士勢力同士の内乱は、果たしてどのような経過で進んだのかを
その背景をふまえて解説
●源平合戦紀行
源平合戦の後半戦、義経による木曾義仲との戦いから平家の滅亡までの代表的な古戦場を訪ね解説
●中世日本の城砦 (来栖平次郎)
防御施設を持つ拠点という視点から、源氏の本拠地である鎌倉を紹介
●源平よもやまばなし 平家は死なず(ただ消えゆくのみ) (中嶋真)
【ゲーム】
●『源平合戦─寿永の乱─』 ルールブック (A4判/4頁)