日本古代史最大の内戦となった壬申の乱と
遣唐使事業を再現したゲームが豪華2 in 1で登場!
第19号は古代をテーマにした2作品が付録となっています。
『進撃の大海人:壬申の乱』(しんげきのおおあま:じんしんのらん)は、672年に起きた古代日本史最大の内戦をテーマにした作品です。大海人皇子(後の天武天皇)が入念に準備を行って開戦したという視点で制作されていることから、歴史的なイベントを表す「軍略札」がゲームの流れに変化を与える作品です。
第二付録の『遣唐使の戦い』は、630年から894年まで続いた中国、唐への遣唐使の苦難の旅をゲームにした作品です。唐へ派遣する遣唐使の勝利ポイントを如何に日本へ持って帰るかを競うゲームです。
また、第18号『元亀争乱』のヴァリアント武将として石田三成や黒田孝高など5人(9個)が追加されています。
ウォーゲーム日本史 第19号
『進撃の大海人:壬申の乱』
価 格:2,800円(本体価格)+税
発売日:2013年9月20日
判 型:A4判(297x210mm)
ISBN:978-4-434-18200-6 C2321
『進撃の大海人:壬申の乱』
●ゲームデザイン/ドナルドブース
第19号の付録『進撃の大海人:壬申の乱』は、2人用のウォーゲームです。
古代日本史史上最大の内戦となった大海人皇子と大友皇子の皇位継承の戦い「壬申の乱」をテーマにした作品です。この戦いを大海人皇子が入念に準備をして開戦したクーデターであったという視点からデザインされた作品で、プレイヤーは近江朝廷側の大友皇子軍か吉野側の大海人皇子軍を率いて対決します。
60〜90分程度でプレイできるプレイアビリティの高いゲームでありながら、両陣営が立てねばならない戦略的要素はふんだんに盛り込まれています。史実で敗れた大友皇子陣営が一方的に不利な展開を余儀なくされることは無く、展開によっては大海人皇子陣営の方が不利な状況に追い込まれることも発生します。
果たして、強大な律令国家を完成させる後継者となるのは、大友皇子か、それとも大海人皇子か?
『遣唐使の戦い』
●ゲームデザイン/広島がんぼう
第二付録『遣唐使の戦い』は、2人用のウォーゲームです。
630年〜894年まで行われた唐への遣唐使事業をゲーム化した作品です。一方のプレイヤーは日本を担当し遣唐使を唐へ派遣・帰国させることで得点を得ます。もう一方のプレイヤーは新羅を担当し日本プレイヤーの妨害を行うことで得点を得ます。両陣営の得点差で勝利を競う作品です。
本作は1985年〜1991年まで発刊されていたウォー・シミュレーションゲーム情報誌『シミュレイター(Simulator)』(翔企画)誌内で行われた「SRTデザインコンテスト」の入選通過作品として、同誌第3号に掲載されたゲームで、新たな意匠で再掲載した作品になります。
●マップ 〈進撃の大海人:壬申の乱〉 1枚(B3判)
●マップ (遣唐使の戦い〉 1枚(A4判)
●カウンター 108個(20mm)
●カード 2シート(20枚、カードサイズ45mm x 68mm)
●解説書 32頁
●ルールブック(進撃の大海人:壬申の乱〉 4頁(カラー)
●ルールブック〈遣唐使の戦い〉 2頁(本誌内に収録)
※本誌とコンポーネントはジップロックに封入されています。
[プレイ人数] 両方とも2人
[プレイ時間] 両方とも60〜90分程度
[ソロプレイ] 適していない
【歴史解説】
●古代最大の内戦 (平群雄次)
【チュートリアル】
●日本史最古のクーデターは成功するか?
【歴史記事】
●古代日本の城砦(来栖平次郎)