東北の支配をめぐる朝廷と蝦夷(えみし)の戦い
そして北の英雄、阿弖流為(アテルイ)が立ち上がる!
第21号は奈良時代末から平安時代初期にかけて行われた蝦夷遠征を扱った戦い『阿弖流為伝』が付録となっています。
壬申の乱から約100年、京に都を移した朝廷はその威光を東北へ伸ばし支配をさらに強めようとしていた。東北の豪族達は指導者である阿弖流為と共に立ち上がり、遂に朝廷と蝦夷の本格的な戦いが始まったのである。
ウォーゲーム日本史 第21号
『阿弖流為伝』
価 格:2,800円(本体価格)+税
発売日:2014年3月20日
判 型:A4判(297x210mm)
ISBN:978-4-434-18665-3 C2321
『阿弖流為伝』
●ゲームデザイン/田島準
第21号の付録『阿弖流為伝』は、2人用のウォーゲームです。
第21号は平安時代初期の東北における38年にわたる朝廷と蝦夷の争いをテーマにした作品です。自陣営の駒を動かしたり、勢力への調略はカードを使用して進めていきます。京より遠く離れた場所でありながら物量を頼り戦う朝廷軍と地の利を活かし奮戦する蝦夷軍。果たして東北の支配権はどちらが治めることになるでしょうか?
さらに東北の戦いにおける前半部分をプレイ出来るシナリオや阿弖流為の時代から下った「前九年の役」と「後三年の役」シナリオも付属しています。
●マップ 〈阿弖流為伝〉1枚(B3判)
●カウンター 160個(15mm)
●カード 3シート(30枚、カードサイズ45mm x 68mm)
●解説書 32頁
●ルールブック 8頁(モノクロ)
※本誌とコンポーネントはジップロックに封入されています。
[プレイ人数] 2人
[プレイ時間] 180分程度
[ソロプレイ] 適していない
【歴史記事】
●東北を駆け抜けた英雄:阿弖流為の時代 (宮永忠将)
【プレイ指針】
●『北の大地を眺むれば……』(田島準)
【コラム】
●古代日本の城砦『胆沢城・多賀城』(来栖平次郎)