ジャパン・ウォーゲーム・クラシックス-入門用ウォーゲームの決定版-

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ドイツ軍最後の大攻勢を再現した国産作戦級ゲーム不朽の名作-バルジ大作戦

発売日:2018年6月30日
価  格:本体価格5500円+税

 

■JWC(ジャパン・ウォーゲーム・クラシックス)─『バルジ大作戦』とは

『バルジ大作戦』─ゲーム・コンポーネント第二次世界大戦の終盤。連合軍により劣勢に立たされたドイツは、西部戦線において一大反撃作戦を計画した。「ラインの守り」と名付けられたその計画は、1940年の対フランス戦での電撃的勝利を再現しようとするもので、ヒトラーはこの作戦により、アルデンヌ地帯を突破した装甲軍がアントワープを奪回するとともに連合軍部隊に大きな打撃を与えることが可能と考えていた。

この作戦のため、ドイツ軍は新車輌を含む重戦車となけなしの燃料を投入し、悪天候を利用するために作戦開始時期を冬季とし、密かにアルデンヌの森に部隊を集結させた。連合軍はこうしたドイツ軍の動きを察知できず、またドイツ軍に大きな反攻が可能とは考えてもいなかったのである。

12月16日、ドイツ軍は悪天候を突き、アルデンヌの森を通過して攻撃を開始した。不意を突かれた連合軍は、各地で包囲、撃破される。だが、補給に問題を抱えていたドイツ軍の進撃は数日で鈍り始め、一方連合軍の守りは次第に到着する増援によって増強されていった。そんな中、進撃を継続したドイツ軍の中央部戦線は、いびつな突出部(バルジ)を形成していく。

 

このゲームは1981年にエポック社から発売された作戦級ウォーゲームです。第二次世界大戦末期の西部戦線におけるドイツ軍の攻勢作戦「ラインの守り」をテーマにしており、シンプルなゲームシステムながら、当時の戦いの模様を的確に再現しています。ゲーム・バランスやプレイ時間も手頃な中級者向けでファンも多く、作戦研究も多数発表されています。

 

■JWC版『バルジ大作戦』における補足

見分けにくかった「深い森林」「浅い森林」も一目瞭然

見分けにくかった
「深い森林」「浅い森林」も一目瞭然

『バルジ大作戦』は1981年にエポック社から発売されました。1998年にコマンドマガジン(国際通信社発行)の付録になり、完売したため、同じ意匠でコマンドマガジン別冊として2000年に再販されました。  
このJWC版では、これまでの国際通信社版とはコンポーネントを一新しています。これまで要望が多かった地形やルールの明確化を施し、また作戦研究やプレイ記録などがスムーズに行えるよう、地名には日本語読みを追加しています。ユニットもコマンドマガジン/別冊より兵科記号や文字を大きくし、情報を読み取りやすくするとともに、師団マークを追加しています。



■【第2版】になっての変更点

・カウンターサイズの変更
13.5mmカウンターから15mmカウンターになり、マーカー類に丸型カウンターを使用しています。

・マップサイズの変更
15mm角のカウンターを置けるようにマップサイズを994mm×700mmに大きく変更しました。

・マップエラーの修正
「ディナン」「ヌシャトゥー」の2都市について色が赤色(重要都市)になっています。



またルールブックとは別に付属しているコンプリート・ガイド『バルジの神話』は、コマンドマガジン誌上で発表された作戦研究に、書き下ろしの最新検証記事を加えた内容です。32ページのフルカラーで、セットアップや戦況図などもすべてカラーなので、情報も読み取りやすくなっています。これを読めば初めて手にした人も密度の濃いプレイを楽しむことができるでしょう。


コンプリート・ガイド『バルジの神話』
コンプリート・ガイド『バルジの神話』 【内容】
・連合軍は負けない、は本当か
・『バルジ大作戦』作戦研究
・「作戦研究」に異議あり!
・ついに盤上決着!?
・遺恨2年、ついに雪辱なる
・人々は、新たな神話を求めていた
・アルデンヌを駆け抜けたSSボーイズ

・洗練を続ける鹿内ギャンビット
・この華麗なステップを見よ

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